昨日の対局は、近藤七段との対戦になり、ゴキゲン中飛車vs超速の戦型に。
お決まりの感じで仕掛けていくも、失敗。気持ちよくさばかれて、一方的に時間を使わされるばかりで形勢も苦しく、かなり悲観したまま終盤戦へ。
△7七歩の王手に対し、左に逃げるのは詰みなので①▲6八玉②▲6九玉③▲7七同角の三択です。
ここをしのげば勝ち、というところまではこぎつけたものの、自分だけ秒読みだったので依然自信はありませんでした。
①は△7九角▲5九玉△5七歩成が上から押さえる詰めろで厳しい寄せ。
②は△1五角の詰めろ飛車取りがあります。そこで▲7九歩と受けて勝ちそうな気がしましたが、読み切れませんでした。
実戦は③▲7七同角を選び、そこで△8九角!の基本手筋をうっかりしていて奈落の底に転落。
・・したと思いきや、以下▲6八玉△5七金▲同金△7七桂成▲同玉△5七歩成▲8二桂成△同金上▲7四桂と一直線に進めてみると、偶然にも残していました。
この順をしっかり読んで③を選んだのであれば問題ないですが、そうではなかったので、1分将棋とはいえさすがに反省です。
しかも後で調べてみると、①も②も勝ちだったようで、ずいぶんと幸運な終盤でした。
本局は反省点がかなり多かったですが、自分だけずっと秒を読まれている苦しい状況の中で、なんとか勝てたことは良かったです。