一昨日の対局は、後手番で相掛かり。
モバイル中継がありましたので、良かったらそちらもご覧ください。
終盤は勝ちもありそうな感触だったところ、81手目▲4六玉をうっかりして暗転。
この手があってみると直前の△3七歩成~△4八角が悪かった、ということになり、代案としては△6七角▲4六玉△8八竜があったようです。
言われてみると、という類の手ですが△6七角という手は部分的に「王手は追う手」の見本みたいな手なので、気づきにくい感じがします。
5八に駒を打つ受けを消す、いざとなれば△4五角成と切る保険を掛ける、この2点がどちらも大きいのですね。
対局中は▲4六玉をうっかりしていたため、△3七歩成を手抜く手(▲6一銀とか)を中心に警戒していたのが敗因になりました。
本局の中盤戦はとても難解でしたが、なんとか形勢の均衡を保つ手は指せていたと思うので、大事なところで間違えてしまい残念です。