順位戦週間

今週は月~金すべてで順位戦の一斉対局があり、おそらく将棋界史上初ではないかというくらいの順位戦週間でした。
月曜日:女流D級
火曜日:C1
水曜日:女流A級・B級
木曜日:C2(前半)
金曜日:女流C組
この1週間の順位戦だけで、男女合わせて60局余が組まれたようです。
加えて、女流順位戦は各クラスすべてリーグ最終日でもありました。

現在、女流棋戦の記録係は基本的に女流棋士(・女性研修会員)が務めることになっていて、そうでなければおそらくとても足りなかったでしょう。
一方で、多くの女流棋士が順位戦最終局を指す週に順位戦の記録を取ったということになり、男性と比べれば持ち時間が短いとは言え、務められた方は大変だったと思います。

各クラス昇降級が決まる最終局はもちろん、そこに至るまでにも多くのドラマがありました。
特に一度女流3級からプロ入りできなかった田中さんが再度女流棋士になり、今度は最速で昇級昇級(D⇒C&2級⇒1級)を果たしたのは見事でした。

リーグ戦の経過・結果に関してはyahoo!ニュースに遠山六段が詳しくまとめてくれています。
と言うか、他にあまり情報がありません。
女流順位戦の公式中継サイトすらまったく更新されていないのは非常にもったいなく、残念なことです。
将棋世界でも最初は省略されていたリーグ表が毎月掲載されるようになったり、進行していく中で注目度が高まり扱いが変わっていく部分もあると思うので、今後の改善を期待します。

世間は3連休で出かける人も多そうなところ、九州や東北の大雨のニュースが心配です。
なんだか毎年のことになっている気がしますが、大きな被害が出ないことを祈っています。
コロナも拡大傾向で、対局の延期も散見されるようになってきたりと心配事も尽きないですが、何よりもまずは自分の体調に気をつけたいと思います。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です