勝ち

先手番で相掛かり。
長い序盤を経て、玉の堅さvsバランスというありがちな展開に。
こちらの細い攻めがつながるかというところで、66手目△1九香成にはびっくりしました。
まさか▲3三馬を許す手があるとは。

一見こちらが勝ちの流れに見えますが、72手目△5一角がしぶとい受けで、難しい形勢です。
そこで▲2二竜だと△6一玉▲3三桂成に△1一角という手があります。

これではっきり切れ筋とも言い切れず、難しい形勢なのですがやや自信なしと見ました。

ということで73手目は▲3三桂成を選択し、以下進んで89手目の▲6一成桂がピッタリの一手で勝ちを意識しました。これで後手玉に詰めろが続く形です。
73手目の長考以降はおおむね読み筋通りに事が進んだので、快勝だったのかと思いきや、ソフトには82手目△6一金を示されました。それは気づかなかった。

良さそうに見えても難しい終盤が続いていたようで、とはいえ実戦的な勝ちやすさはあったか、という内容でした。
全体としては、まずまず満足のいく将棋が指せたので良かったです。

これで最終戦は勝ち越しをかけて臨めることになりました。

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