注目の局面

藤井四段は昨日も快勝だったようです。
近藤五段は、中盤の▲2五歩がちょっと力みすぎだったように見えました。
それにしても、いったい誰が止めるんでしょうか。
強いのは間違いないものの、強いからと言って絶対勝てるゲームではないはずなんですが・・・

図面は昨日の別の中継局、糸谷ー広瀬戦(王座戦)より。
最近急によく見るようになった、注目の局面です。
糸谷八段が表裏(先後両方、の意)を持ってテーマ図を指すのはかなり珍しい気がするので、角換わり党にとってよほど気になる形ということなのだと思います。
また、見るからにいい勝負、というのも大きそうです。

初出が12日の竜王戦、▲丸山ー△糸谷戦(竜王戦)でこのときは△4四歩とは仕掛けず。
次が棋譜コメントにもある通り名人戦第4局で、対局日は16日。
その後18日に▲三枚堂ー△木村戦(王将戦)、22日に▲木村ー△澤田戦(王位戦)で続けて登場。
前者は△4四歩、後者は△4二金の待機作戦。
そして本局は玉の位置が変化。

微妙に展開は違うものの、今月だけですでに5局、これだけ同じ形が続けて登場するのは、久々のような気がします。
すこし前だと、研究テーマになると立て続けに登場したものですが、最近だとすこし間を空けて、登場していたような印象があったので。
優劣の結論がしばらく出なさそうなのが、続けて指される理由になっているのではと推測しています。

なお、5局すべて日本将棋連盟モバイルで中継された将棋です。
それだけ、大きな勝負で登場しているということです。

さて今日から名人戦第5局、舞台は倉敷。
後手番の勝ちが続いていよいよ残り3番勝負になりました。
最高峰の戦い、藤井四段や、AIに負けない注目が集まってほしいと、心から願っています。

戦型は横歩取りの「勇気流」と呼ばれる形。
これもまた、注目の局面です。
やはり名人戦に登場した戦型というのはその後も注目度が違ってくるので、今後指される機会もいっそう増えてくると思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です