8/15 高見五段戦

朝日杯の1回戦。
持時間は40分で切れたら1分将棋、この設定は朝日杯だけです。
他に叡王戦と棋聖戦一次予選が1時間の切れたら1分で、下位クラスの棋士は特に、最近は1分将棋を指す機会が多くなりました。

この将棋は先手番の三間飛車から、角を右側に転回する将棋。
古めかしいようでも、現代でも十分通用する作戦だと思います。
ただ堅い堅い居飛穴を相手にしないといけないので、勝ちづらさはあるかもしれません。
そこがカバーできるだけの力を身につけたいと思っているのですが。

図は4六にいた角を2四に逃げた局面なのですが、なぜかこの手が見えておらず激しく動揺。
角を逃げるなら△6五歩(飛車取り)▲同馬に7三(あるいは8二や9一)に逃げるしかないものと思い込んでいました。
その手順はそれほどイヤではないので、本命は角を逃げずに△4五歩とヒモをつける手でした。

この局面では▲3八金上とでもしておけばいい勝負なのですが、実戦は▲7三桂成と強烈な自爆。
ちょっと将棋が崩れているのを感じました。
渡辺戦の▲4四角もそうですが、指してすぐそうと分かるあからさまな大悪手はいただけません。

▲7三桂成以下は△同桂▲9三馬△6五歩▲同銀△同桂▲8四馬△5七桂成とキレイにさばかれて大敗。
居飛穴党の初段~三段ぐらいの方には、参考になる手順かなと思います。
逆に振り飛車側の視点で言うと、△6五歩と相手から桂を取ってもらって、▲同馬~▲7五馬と押さえ込みを目指さないといけない形です。

本来であればかなり長手数の、こってりした戦いになっていたはずなので、そうならなかったことは勝ち負けは別にしても、とりわけ残念なことでした。

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