四間飛車

昨日の朝日杯、羽生竜王の後手番での四間飛車連投には心躍りました。
対戦相手も含め、大方の意表を突いたことでしょう。
センター試験(しけん)の日だから?という冗談を聞きましたが、さすがにそうではなく、意図があってのことなんでしょう。

1局目は藤井システムの出だしから結局は穴熊を許したものの、中盤以降は高見五段の攻めを完封に近い形で押さえ込んで勝ち。
まるで振り飛車党のようと言うか、振り飛車党のお手本のようなと言うべきか。
強くなりたいアマチュアの方には、ぜひ盤に並べて味わってほしい駒運びでした。

2局目は八代六段の師匠譲りの急戦を受け、中盤以降二転三転の激戦を競り勝ち。
こちらは途中からはずーっとリアルタイムで観ていて、終わりそうで全然終わらなくて、文字通り手に汗握りました。
これはさすがの羽生先生も・・という場面も何度かあったんですが、やっぱり強かった。
羽生先生に勝つのは本当に大変ですね。

今年度は将棋界全体が盛り上がったことも関係あるのかどうか?中継で観ていて、感動的な名局が数多く誕生している気がします。
気の早い話ですが、たぶん春の名局セレクションの投票は、絞り切れないこと必定ですね。
将棋の内容以外に自分がリアルタイムで観ていたことや、対局の背景なども含めて選ぶことになりそうです。

 

将棋の話題かは微妙ですが、将棋堂でおなじみの鳩森神社に、twitterアカウントがあることを偶然知りました。
で、それをつぶやいたら神様から(?)お返事まであって二度びっくり。


facebookとか、他にもあるそうです。そういう時代なんですねえ。
SNSもいろいろあるので、神様もあちこち見ていなくてはいけなくて大変だったりして。

 

今日は昨日に引き続いて名古屋での朝日杯がもう1ブロック。
1回戦の澤田ー藤井戦は地元同士で、これぞ作ったようなカードです。

それと女流名人戦が開幕、舞台は箱根。
箱根には実は一度も行ったことがなく、温泉や岡田美術館など、プライベートで行きたいなと思っている土地の一つです。
戦型はこちらは大方の予想通りの相振り飛車。

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