2/21(1) 高田七段戦

今日から毎朝10時に、1局ずつ公式戦対局の振り返りを入れていきます。
帰国予定日まで予約投稿済ですので、引き続き見に来てください。

2月のNHK杯予選は、〇〇×で残念ながら予選通過ならずでした。
予選トーナメント表(18ブロック)

10時からの1回戦は高田七段と。
先手番を引き、初手▲5六歩から中飛車左穴熊vs向飛車の戦型に。

この将棋は序盤巧者で有名な相手に対して、信じられないような大作戦勝ちを収めて喜んでいたら、中盤以降すごい勢いで悪手を重ねて混戦になってしまいました。
30秒将棋の早指しとはいえ、反省する手が多すぎる一局だったのでそこに目をつぶって、最後に勝ちを決めた場面を。

自玉は絶対に詰まない形なので、詰めろをかければ勝ち。
それができなければ△7九銀(角)と攻められて負け。

というシンプルな状況で、こういう感じになったらプロはまず逃がさないとしたものです。
が、実際は平凡な▲5四同歩や、▲5四同角△同銀▲同歩がきわどく詰めろにならないので焦りました。

実戦はここで▲3四金が好手。最後の最後だけ良い手が指せた、という感じで運が良かったです。
(1)△3四同銀は▲5四角~▲2一角成が詰めろ。
(2)△4二玉は▲5四桂が王手で、どこに逃げても▲4二桂成~▲2一角成が詰めろ。▲5四桂に△同銀▲同角も詰めろ。
(3)△3二玉は▲5四歩が今度は詰めろ。
(4)実戦は△5二玉でしたが、そこで▲5四角(詰めろ)△同銀▲同桂(飛車道が通って詰めろ)で勝ちになりました。

(1)~(4)すべての手順に共通することとして、駒を補充しながらの詰めろがかかると筋に入りやすいです。
大優勢の将棋を途中ははっきり負けにしていたので、終局後も大いに反省して、次に臨むことになりました。
ただこの頃はかなり自分の状態が悪かったので、苦しんだ末になんとか勝つことができて良かったです。

3件のコメント

  1. こんにちは。
    私は高田先生と親しくさせて頂いているもので、又、高田流左玉を愛用しているものです。もちろん高田先生の大ファンです。
    高田先生は七段でございます。訂正お願いいたします。

    1. これはひどいですね。申し訳ありません。
      先ほど修正しました。大変失礼致しました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です