昨日も書いた通り、順位戦で大阪に来ています。
名人戦棋譜速報にて、観戦・応援のほどよろしくお願いします。
相手の宮本五段とは、初めての対戦。
練習将棋を数局だけ指したことはありますが、初手合というのは、とても楽しみです。
今週はC1ウイーク、と書きましたが今日はB2の対局日でもあります。
他のクラスに囲まれての順位戦は珍しく、たしか過去に一度だけだったと思います。
環境に大きな違いはないと思うので、普段通りに集中して、良い将棋が指せるよう頑張ります。
注目の棋聖戦第5局は、豊島八段が快勝でついに初タイトル。
昨日は「羽生前人未到の100期獲得なるか」という報道が多かったですが、この記録は竜王戦に持ち越しに。
ということは、今秋の竜王戦は「無冠になるか、100期目か」というこれまたすごい勝負になったのですね。
タイトルホルダー8人はもちろん初めてのことですし、なんだか、いろいろとすごいです。
では、行ってきます。
正直羽生先生はハードスケジュール過ぎるのでは?
ある意味ハンデのようになっていると思います。
渡辺棋王などはブログであるように旅行やフットサルなど余暇を満喫されているようですし、久保王将などはあまりメディア対応がないように思えます。
取材依頼側の要望ももちろんわかりますが、竜王死守か無冠か、と言うところまで来ると、さすがに羽生先生の負担を減らすべきではないかと思います。
タイトルホルダーに公平に仕事を割り振るというのも重要なのではないでしょうか。
豊島先生は好きな先生ですし、久保先生遅刻事件の時の誠実な対応など立派な方だと思います。中村王座も菅井王位も将棋の普及には熱心でおられますし。
タイトルホルダーには公平に仕事を割り振ってハンデをなくすべきだと思いますが、いかがでしょうか?
私にはできません(笑)
少なくともご本人は、そうは思っておられないと思いますし。
当然ながら、片上先生にどうこうしてくれと言っているわけではありません。
仕事以外の側面もありますが「自分の意思で」仕事を極力受けた結果どうなったか・・という先崎先生のご本が折しも上梓されるわけであり、羽生夫人もツイッターで疲労を見せ、仕事の多さを懸念されています。
情熱大陸でもそれは放送されていました。
他方タイトルホルダーの方は書いたように普及に熱心な先生も多いわけで、そういう先生方の力を借りて、棋界の宝が普通に将棋が指せるように融通ができないものか、と思っただけです。
そんなものは個人事業者なんだから個人の判断、将棋連盟の知ったこっちゃあない、というのならまあ、それはそれでありですが、冷血な世界だな、と思うだけですが。