勝ち 忘れ得ぬ一日

対局前夜のこと、連盟からメールが来ました。
「空調が故障、明日はノーネクタイでお越しください、云々」

おおげさな自分は、それはさすがに対局不可能なのでは・・・?とさえ思いましたが当日行ってみるとそこまでではなくてホッとしました。
端の芙蓉の間だけは空調が稼働しているとのことで、そこから他の部屋に向かって冷気を飛ばし、部屋の窓側にはサーキュレーター(?)か何かを追加して緊急対応したようでした。
これが音がすごくてまいりました。しかし外は37度とかなので、ないよりはマシなんでしょうね。

弟弟子の澤田君がこの機械の目の前に座っていたのですが、対局開始前にはきちんと上着まで着てるし、脱いだら中は長袖だし、まったく普段と違った様子はないし(本当に気にしている気配もなかった)、で感心しました。
心頭滅却すれば火もまた涼し、とまでは思いませんが、集中していると周りの世界から音が消える、ということはあるようです。中盤の急所の局面で、そういうことが実際にありました。
日頃からかくあらねばと思いました。

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関西将棋会館の対局室は通常5Fの3部屋で、席次は上から
御上段→御下段→芙蓉。
これで足りない場合は4Fを使います。

ところがこれが、今週は急遽
4F(通常通り)→芙蓉(ほぼ通常通り)→御下段(ちょっと暑い+うるさい)→御上段(使用困難)
と完全に逆転しました。
まさかこんなことで席次が変わるとは、誰も想像しなかったでしょう。
「序列」という大切なしきたりを守りつつ、柔軟に対応するという伝統文化の一面が垣間見えた事件と言えそうです。

それにしても、エアコンというのは必ず真夏のとんでもないときに故障するものなのですね。
まあ日本中これだけ異常な暑さでは仕方ない。
昨日は無事に対局できたので、当座の数日をなんとかしのいで、早く復旧することを願っています。
失われて知る、文明のありがたみ。日頃いかに便利な環境に身を置いているかがよくわかりました。

そんなわけで、予約投稿の「環境に大きな違いはないと思うので、」はかなり強烈なフラグになってしまって、忘れられない一日になりました。
ちなみに将棋のほうは、信じられないぐらいうまく指すことができて、早い時間に勝つことができました。
引き続き、頑張っていきたいと思います。

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また昨日の勝ち星で、七段に昇段することができました。
たまたまB2の日の対局だったおかげで、弟弟子の大石君・澤田君と並んでの対局で、全員白星だったので、本当にいろいろな意味で、忘れ得ぬ一日になりました。

昇段は本当に嬉しいです。
これまでのご支援・ご声援に心から感謝申し上げます。

(連盟のリリース出たので追記します)
片上大輔六段が七段に昇段

 

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