昨日は三段リーグ最終日でした。
新四段誕生のお知らせ(連盟HP)
最近関西勢の活躍が目立っていましたが、今期は東京から2人でした。3年ぶりのことのようですね。
本田君、山本君、おめでとう。
2人は「三段リーグで藤井聡太に土をつけた」という共通点があるそうで、やはり天才に土をつけたことでハクがついた、という面はあるのかもしれません。
調べてみたら5人中これで3人までが昇段したことになるようで、5人の中で最初に上がったのが弟弟子の西田君だったんですね。
明日の対戦がますます楽しみになりました。
山本君は師匠の小倉七段と共著を出したことで、名前を知ったというファンの方も多いのではないかと思います。
僕も読みましたが非常に面白い本でした。
最近プロ間では角道を止める振り飛車が、一時期に比べると目に見えて増えている印象です。
振り飛車の新たな時代が来ているかもしれません。
自分の知る限り、将棋界では基本的にアマチュアには振り飛車が人気で、プロ間では居飛車党が大勢を占めるという時代がずっと続いています。
その中にあってプロ間で振り飛車が活況を呈する時期というのはやはり見ていて面白いのではと思いますね。
たとえば最近の公式戦では、A級順位戦の稲葉ー糸谷戦が面白かったです。
(このカードは本当にいつも面白い)
その将棋はいわゆる阪田流向飛車でした。
土曜日のJT杯でも佐藤会長が(いつもながら)独創的な振り飛車を披露したら、中村王座もやや珍しい構えで対抗して、これも面白い将棋になっていました。
今日は菅井王位が藤井七段相手にどんな振り飛車を見せてくれるか注目しています。