王将リーグ

昨日の最終戦3局はどれも比較的早い終局で、結果は渡辺棋王ー糸谷八段のプレーオフに。
糸谷君の阪田流向かい飛車はトップ棋士ばかり相手に抜群の勝率で、本当にすごい腕力です。
昨日の将棋は特に快勝だったと思います。

渡辺ー豊島戦は玉頭にあえて拠点を残して後でタイミングを見て払うという、何とも複雑な研究が実っての先手勝ち。
一見指しにくそうに見えて、研究通りに事を運びやすい先手番の利を存分に生かした勝ち方だったように思いました。

7番勝負の日程も発表されていました。
王将戦は近年新しい開催地が目立つ気がしますが、今期の沖縄は特に目を引きます。
タイトル戦自体かなり久しぶりで、王将戦は初めてだったと思います。

 

久々に記事をひとつご紹介。
棋譜を残す重要性
同い年のアマ強豪、加藤幸男君のブログより。

実は僕も奨励会の棋譜はほぼすべて残してあります。
入ったばかりの頃は帰宅中or帰宅後に3局書けなかったこともあったけれど、すぐにできるようになったと記憶しています。
これはもはや勉強というよりは習慣で、いまでも練習将棋はだいたい棋譜を残していますし、研修会指導とかも多くは残しています。

ようは真剣に指してその過程を覚えているということが大事なのかなと思いますね。
だから気持ちが入っていない手が途中に入ると覚えていられません。なぜそう指したかが自分に自分で説明できないので。
その日に指した将棋を全部覚えている、というのは一般の取材とかを受けた時に話すと驚かれるポイントでもあり、逆に言えばそれが驚きでなくなることは上達の証と言えるかもしれません。

ただこれはある程度強い人(有段者以上)の考え方でもあるので、指導対局を受けるときには棋譜を残したければその場で残したほうが確実ではあります。
紙に書くのは符号に気を取られたあげく間違いも起きやすいので、最近だとスマホやタブレットで入力するのがオススメですね。

ただ(特に子供が)ある程度以上に強くなりたいと思うのであれば、対局中は盤面に集中して、しっかり感想戦をして、終了と同時に入力する、というのが一番良いと思います。
データが大量にある時代、どんな情報からでも勉強はできますが自分に関するデータは自分にしか残せないし、人を育てるのに良い習慣だと思うので、紹介しておきたいと思いました。

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