初耳学 才能と競争の話

「林先生が教える初耳学」という番組が好きで、以前からよく観ています。

半年ほど前から「パリコレ学」なる大型企画が始まって、これが非常に興味深い企画なのでずっと注目していました。
あくまで想像なんですが、番組に人気が出てきて、視聴率が上がったことでこうした大きな企画をやりやすくなったのではないですかね。

あと林先生の役割も微妙に変化しつつあって、出番もすこし抑え目になっているような気がします。たぶんマンネリ化しないように、コンセプトを保ちつつも構成に変化をつけているのではないかと。
これもあくまで想像ですが、変わり続ける者が、生き残り続ける、これはダーウィン以来の普遍的法則です。

さてその「パリコレ学」なんですが、観ていて本当にいろんなことを考えさせられる企画でした。
・才能というのは一瞬一瞬に顕れるものだということ。
・スタートラインは公平でも一定でもないということ。
・お互いが成長した結果その溝が埋まらないことはよくあるということ。
・一方で当然ながら抜きつ抜かれつもするものであるということ。
・厳しい競争の中でこそ優れた才能が開花するということ。
・厳しい競争はジャンルを問わず見る人の胸を打つということ。
・個性を伸ばすには競争相手の多様性が不可欠であるということ。
・勝負に臨む際には自分に自信を持つことが大切であること。
・しかし自信を持つことはものすごく難しいということ。

僕は普段世の中の物事すべてを将棋や身の周りのことに置き換えて見ているというわけではないのですが、やはり共通点や相違点は何かと気になりました。
特に最初の9人を選ぶ際に、年齢層に幅を持たせたことは、かなり重要だったのではないかと振り返ってみて思います。

将棋界は基本的にはかなり多様性の少ない社会を形成し、同じような人間関係が数十年にわたって続きます。その中でこの世界に入った瞬間から引退するまで変わらず続く唯一の多様性は「競争相手の年齢層」だと考えています。

9人が決まった瞬間からずっと、最終結果を予想しながら観ていました。
だんだんと番組が進むにつれて、印象が変わる人と変わらない人が出てきて、最終的に実は9~3位は、ほぼ完全に予想通りでした。
(実際には順位逆順とは明言してないんですが、そういうことという解釈で)

そして最後の最後だけ、予想を覆されました。
最後の二人に関しては意見の分かれるところなのかもしれないし、好みの問題かもしれないし、テレビ的などんでん返し(?)なのかもしれないし、あるいは当然の結果なのかもしれないし、もちろん分からないんですが、構成としてもよく練られているなと思いました。

いまは並行してアナウンサーを目指す企画が始まったところで、こうした大型企画が今後も続くのかどうかは分かりませんが、引き続き注目しています。
あと個人的には林先生の教育論とかもこれからも聞きたいので、ほどほどにそういうのも続いてほしいなと思います。

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