今年度総括

年度末なのでごく簡単に、今期の成績などを振り返っておきます。
今年に入ってからの対局はまだまったく紹介できていないのですが、実は来週から出かける予定があり、そこでまとめて投稿するつもりです。

今期は夏に七段に昇段し、棋王戦では本戦に出ることができるなど、前半は比較的良い滑り出しでした。
しかし秋に棋王戦ベスト4入りの一番、冬には王位リーグ入りの一番を負けてしまい、この前後あたりから調子を崩してしまいました。
年が変わってからは順位戦や竜王戦でもふがいない負け方が続きました。

トータルとしては平年並みを大きく上回るには至らず、来期に向けて目標と課題も残しました。
年度25勝で通算300勝という目標にも、だいぶ届きませんでした。
1回戦負けが多かったので、勝率が上がらなかったのはやむを得ません。
また実力を十分発揮したゆえの逆転負けも多い一方で、序盤で失敗して力を出せないままの完敗も多かったので、いずれも大きな課題です。

ただ、自分なりに振り飛車のコツや面白さが分かってきた部分もあって、特に先手中飛車に関しては良い成績を残すことができました。
半面、後手番では苦戦が続きました。このあたりは自分の指し方も当然ですが将棋界全体の環境によるところも大きいと思います。
来期はどんな戦い方で臨むべきか、シーズンオフになった今も日々、悩んでいるところです。

年明けには本を出すことができました。
平成新手白書
かなり良い内容になっていると思いますし、平成の時代が終わった後のことも意識して書いているので、長く手元に置いていただけたらと願っています。
次は振り飛車編を出すことが、今年の秋頃までの目標です。

そのほか、棋士としての活動・仕事も、いろいろとさせていただきました。
前の一年と比べると、今年度はかなり棋士らしくなってきたと感じています。
いろいろと他の棋士と違うところもあれど(誰しも当然のこと)、やはり自分は将棋の棋士なのだ、というのは常に根底にあるところです。
来年度もいまぐらいの感じて行けたら良いなと思っていますが、波もあるのでどうなることか。

来年度も、対局で良い内容と結果を残すことが、月並みですが一番の目標です。
モバイル中継やこのブログ等で、応援していただければ幸いです。

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