昨日は夕方からは観戦メインの一日。
久々に連盟でじっくり将棋を観ましたがやはり楽しいですね。
棋王戦の解説を依頼されていたので感想戦にも参加したのですが、もちろん純粋に勉強になるのと、かつてはよくそうしていたことを思い出して、幸せな気持ちになりました。
以前は注目の対局があると、多くの棋士が控室に集まって検討していたり、感想戦でも時に観戦していた棋士からこの手はどうかと声があったりしました。
三段でよく記録を取っていたときには、指し手についての意見を言わせていただいたり、ということもありました。
最近は将棋界を取り巻く環境の変化によって、少なくなっていますがやはりこういう棋界(誤変換だとそれもアリか)、否、機会も大切だなと思いました。
「平成(あるいは昭和)の将棋界」みたいな特集で掲載される、一つの将棋盤を往年の名棋士たちが取り囲むように集まっているモノクロ写真の雰囲気とか、ああいう絵も将棋界の良いところの一つです。
王位戦は挑戦者が一番返し、シリーズも一段と盛り上がりそうです。
早い時間に(傍目には)木村さんが優勢になったように見えたのですがそこからが長かったですね。
やはり一局の将棋を勝ち切るのは大変なことなのだな、と改めて思いました。
夜はA級順位戦、△5五角の名手を見届けたところで帰宅。
いつ帰るかは観戦時の悩みどころですが昨日は我ながら見事な引き際でした(?)。
またときどきはこうして連盟に足を運ぶようにしようと思いました。