緊急事態宣言

今日にも「緊急事態宣言」が発令される見通しとのこと。
昨今のニュースを見ていて「緊急事態なのは明らかなのに、緊急事態宣言を’出すほどではない’と言ってしまうのはメッセージとしてどうなのか」と思っていたのですが、これまで出さなかった(あるいは出せなかった)のにも当然複雑な理由はあるでしょう。

緊急事態宣言で変わること・変わらないこと
昨日紹介した専門家の方々による更新がありました。
現在の日本では、ほぼ東京圏のみ、あとは関西圏や福岡など一部大都市圏の問題にとどまっていますが、今後他の都市にも波及していく懸念はあります。

というか、むしろその可能性は高いです。ただ、その波が急激に押し寄せなければ対処できるようなので、そうならないようにすることが大事です。
人が一気に移動してしまうと、どんな街でもいきなり大変なことになるリスクがあります。
そういったことも踏まえて、提言がなされ、政策が決定されていると思うので、その意思をしっかりと汲み取って行動したいものです。

あと、いま個人でできることとしては、いざという時の災害への備え、防災だと思います。
うちもこないだ、妻とリュックの中身を確認しておきました。
検温は2人とも別々の体温計を使って、毎日複数回やっています。今朝も平熱です。

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名人戦の開幕が延期になりました。これは、さすがに衝撃が大きいです。
名人が関西圏在住、挑戦者が東京圏在住で、これから全国を転戦するにはたしかに困難な状況ではあります。
現状で第4局予定だった長野対局を第1局として行う、との発表だったので東京・大分・三重の対局は中止ということになります。
長野のあとは倉敷、甲府、天童と全国有数の「将棋の街」での開催が予定されているようです。

今回の緊急事態宣言を受けて人の流れが穏やかになり、元の姿までいかないにしてもタイトル戦の開催ができる状況になってほしいと祈ります。
将棋を指すことそのものの感染リスクは極めて低いと思うので、対局以外の部分でも棋士一人ひとりが気をつけて日常を過ごすことが、何よりも大事です。

一方で今日はマイナビの第1局が陣屋で開幕戦を迎えました。
こちらは移動距離も人数も少ないので、という判断もあるのだと思います。ただ大盤解説会等は、行われません。
複雑な心境での対局になると思いますが、2人には良い将棋を、期待したいです。

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