良いお年を

今月の順位戦は数か月ぶりの白星でしたがホッとする間もなく、この日を境にブログの更新どころではなくなってしまいました。
いまだに振り返ることさえできていないのですが、かなり大きな逆転勝ちだったとは思うのでとりあえず言えることとしては、幸運でした。

今年は春先がわりと好調でいくつか金星に近いような良い内容の勝ち星も挙げられたものの、夏以降失速してしまい結局トータルではひとつ負け越しに終わったのは残念でした。
また羽生会長の退任や自分自身の異動(担当の交代)などもあって、都度大きな節目という感じでしたがいまやそれが遠い昔のことに思えるくらい、とにかくいろんなことがあって濃い一年だった気がします。
どちらかといえば大変なことの多い一年でした。

一昨日くらいからさすがにいろんなことも落ち着いてきて、たまりにたまった日常の雑事をこなしながら年を越す準備をしているところです。
健康に感謝して、心穏やかに新年を迎えたいと思います。
皆さまもどうぞ良いお年をお迎えください。

明日対局

達人戦本戦がどの将棋も見ごたえありすぎて、この土日は中継を観ては感嘆するばかり。
特に最後の最後、決勝戦の最終盤はどちらが勝ちかまったく分からず、ハラハラドキドキでした。
現地で観戦された方はさぞ楽しまれたことと思います。

明日は順位戦で先崎九段との対戦です。
名人戦棋譜速報

普及の話題

このところtwitterで将棋普及の話題を多く目にするので私もすこしだけ。

「普及」という言葉の定義や、どうなれば成功なのかという理想像を意識すべきなのではという視点が以前からあり、普及担当理事として務めた2年間においては定量評価を持ち込むことに重点的に取り組みました。
一例を挙げると今期のテーブルマーク子ども大会の参加者数は前期に比べてかなり増えており、コロナ禍以降では最多でした。
少子化の流れは止まっていない中での結果なので、近年の施策が実を結んだ面もある一方で、ピーク時(2015~18年頃)と比較するとまだかなり少ないので道半ばとも言えます。

子供大会の数字を一番に挙げる理由として、レジャー白書の将棋人口定義には15歳以下が計上されていない&リアルしかカウントされていないという弱点がある、というのは各所でも指摘されている通りです。(一方でこれも重要指標であることも事実)
西尾さんがいくつかの指標について言及されていましたが


他にも重要な指標はいろいろとあり、この次に来ている分析は私自身もおおむね同感でした。


日本社会全体の流れと同じで、将棋も都市圏への集中が顕著で地方で指す(習う)場所が少なくなっているという悩みを抱えており、この課題を解決するための取り組みの一つがオンラインスクールの開設でした。
棋力としては当初は中級者層を念頭に置いていた(※そのあたりで壁にぶつかって休止するorやめてしまうという課題が浮かび上がっていた)ところ、直近では初心者層の開拓への取り組みも始まりました。
【オンラインスクール】初心者向け講座開設のお知らせとモニター生徒募集のご案内

そもそも将棋普及が話題になること自体が将棋界にとってポジティブだと思うのですが、情報のサイクルは年々早くなるばかりで、一過性で消費されやすくなっているように思います。
いっぽうで何かを実現しようと思えば、それこそ将棋と同じで時間をかけてじっくりと取り組まなければいけないことばかりなので、中にいる身としてはその点をよく意識しておく必要があるのかなと。
細く長くでも普及の話題が常に続いていることが、目指すべき姿かなと思っています。

叡王戦負け、同窓会など

しばらく日が空きましたが、(ギリギリ)先週の対局は、後手番で相掛かり。
中盤は互角に戦えている感触だったのですが、43手目▲8五桂(▲9四歩と取り込めるのにあえて桂をぶつける)と47手目▲9七金(7七を空けたのにあえて端に行く)の組み立てが絶妙で、終わってみると完敗でした。
右辺(後手から見ると左辺)の形が苦しいので、勝ちづらい展開だったのかもしれません。
しばらく白星から遠ざかってしまっており、来月は踏ん張りどころという感じです。

その後、先週末は初めて同窓会で広島に帰りました。
卒業からちょうど四半世紀で、修道300周年の節目でもあるので、良いタイミングでした。
当時学年を担当して下さった先生方も5人参加され、当時の年齢を我々が追い越していることを改めて確認し、感慨深い気持ちになりました。
最後はみんなで校歌を大合唱。修道の校歌覚えてる率はかなり高い印象だけどどうなんだろう?(データなし)
次の機会には建て替わった校舎も見に行きたいです。

今週は東京で大事な仕事がたくさんあり、連盟にいる時間の特に長い一週間でした。
火曜日は会長が替わってからは初めてとなる式典。
第51回「将棋の日」 表彰・感謝の式典の模様
遠方からの来ていただいた方も多く、将棋界がお世話になっている方々にたくさんご挨拶できたので良かったです。

今週末は恒例の宇都宮です。