9/20 高野六段戦

王位戦の予選1回戦でした。

先手中飛車に対して相手は角道を突かない左美濃からの△1三角。
この戦法は都成五段の著書(末尾)に詳しく、非常に有力で手ごわい作戦です。
都成君、本当は中飛車党のはずなのに裏切りは困るなあ(笑)

僕もこないだ読んで勉強したばかりの気がするんですが、この本が出たのがもう半年以上も前とか、時が経つのは本当に早い。
流行の移り変わりも早く、この将棋でも居飛車側に新たな工夫が出て、ちょっと苦しくしたかと感じていました。

対局翌日に「急に景色が良くなり」と書いたのがこの場面。

ここで▲5八飛が絶好の一手で、手ごたえあり。
△同飛成▲同金左(この一手が大きい)△7九飛▲5九歩、と進めば自玉は鉄壁、後手玉へは▲3四歩の厳しい攻めが残りはっきり優勢。
実戦は△6六飛▲同歩△6七角ですがこれも優勢です。
ただしその判断自体は間違っていなかったものの、ちょっと過大評価していた面がありそこは反省が残りました。

戻って図の△3五角(歩を取った)ではいったん△6五歩と打診されていたら、難しい形勢でした。
図の局面では6六角が攻防に絶好のポジションなので、それを動かすのが急務という理屈です。

その後だいぶ粘られてしまったものの、リードしたままようやく終盤の入り口へ。

ここで▲5四飛!が気持ちの良い一手ではっきり良くなりました。
中飛車は大駒を大きく使うのがコツの一つだと思います。

これからももっとさばきの感覚を身につけて、アマチュアの参考になる将棋を観ていただきたいと思っています。

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