定跡通りの力戦

昨日の竜王戦挑決第1局は、早い時間に豊島名人の快勝。
お昼頃、どうなっているかなと思ってモバイル中継を見てみたところ、とんでもない局面になっていて驚きました。

その後、夕方。

26手目△8七歩は、本当に打てないのかなと前の実戦例を見たとき思っていたので、一つの答えが見られて良かったと思います。
案外形勢のバランスは取れていそうなので、また同じ将棋が指される可能性もあり、今後の注目ですね。

表題の言葉は、先日の王位戦第2局のときに、島先生の言葉として棋譜コメントに紹介されていたもの(@34手目)で、なるほど言い得て妙、と思いました。しばらく、お気に入りのフレーズになりそうです。
昨日の将棋にも、よく当てはまりそうです。
ちなみに同じ対戦カードで、相掛かりという戦型も、先後も同じでした。

あと昨日は、他の中継局も軒並み大熱戦で、中でも佐藤ー真田戦の最終盤は、特に見ごたえがありました。
出だしは普通の矢倉だったのが、会長らしくあっという間に不定形の将棋になって、ああいうのが、「定跡通りではない」(真の?)力戦、ということになるのかもしれません。

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いま、ブログを書いていたら「明日の山陽新幹線全線運休」というニュース速報が入ってきました。大型台風、いよいよ心配です。
僕自身は、あさっての飛行機で帰る予定なので、いまのところ直接の影響はない状況なのですが、それよりなにより、どうか大きな被害が出ませんようにと願っています。

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