11/5 千葉七段戦

昨年の公式戦、振り返りが終わってなかった分を書いておきます。

新年早々何ですが、この日は本当に恥ずかしい将棋を指してしまいました。
本当は闇に葬りたいところですが、繰り返さないためにはこうして恥を晒しておくのも無駄ではない。と今後思えるようにしたいです。

本来もっと気を遣わないといけない序盤の駒組みで、フラフラと指し手を進めてしまいました。
▲3九金、とひとまず穴熊を完成させた瞬間、文字通り指を離した瞬間に、イヤな汗をかいている自分に気がつきました。
なぜ、大ポカというのは指した直後に気づくものなのか。
この手はノータイムで指したというわけではなく、一応数分考えていたようで手拍子とは言えません。それなのに、なぜ。

△8五桂、と飛ばれて将棋が終わりました。
角がどこに逃げても△6五歩で、もはや駒損は避けられません。
図の▲3九金では、▲7八金と備えるか、▲5七銀と先に角交換を挑むか、いずれかを選ぶしかないところでした。

このような将棋を指してしまうようでは、自分の棋士人生も先は短いかもしれないな、と本気で思いました。

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