気になること

昨日書いた件で、実はそれとは別に道場のツイッターでこういうお知らせがあり、気になっています。
・HPのリリースとは別に出ている
・HPのリリースより先に出ている
・販売や関西からはまだ出ていない
の3点がパッと見て気になったので、昨日のブログは触れなかったのですが、少し考えてみても理由はわかりませんでした。
今月末までは非常事態で、6月以降は元通り、というだけの発想でなければ良いのですが。

そもそも公式戦対局の東西交流や、三段リーグ等の重要な事柄が軒並み6月1日以降に延期されている状況で、道場営業をそれらとまったく同列に扱うことが、妥当なのかどうか。
同列に扱うのが妥当かどうか、というのは、将棋連盟にとって同じぐらい重要かどうかと、感染拡大リスクが同じぐらい低いかどうか、という視点です。

また、可能なのかどうか。
可能かどうか、というのは、現状だと対局数も少ないことから、休憩時の食事スペースも十分に確保できているのですが、今後延期になっていた対局の再開や順位戦の開幕等で1日の対局数が増えてくると、当然ながらスペースがより多く必要になります。
現状の将棋会館はもともとかなり手狭で、この点は会館移転の議論が必要になった大きな要因の一つでもあります。(もう一つの要因は老朽化)
2Fをまったく使わずにすべての対局を行いさらに休憩スペースを確保することは、現状を考えるとかなり難しい気がします。

もっとも営業再開と言っても指導対局や教室を中心にするとか、アイデアはいくつか考えられます。
また、対局環境のほうに変化が生じるという可能性もゼロではありません。
なので現状では続報待ちですが、連盟内に感染リスクの高い状況を作り出さない、という基本だけは徹底してほしいです。そうでないと、安心して対局に向かえないので。

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以下は一般論ですが、今後このコロナ禍を日本社会が乗り切れるかどうかは、非常事態宣言下かどうかに関わらず、感染リスクを抑える努力を一人ひとりができるかどうか、だと思います。
それは何かを自粛する、といったことではなくて、いままでこうだったから、という発想は改める、ということです。
6月1日をもって、世界からウイルスが消えるわけではないし、逆にいまも、そんなに悲観するほど大流行しているわけでもないように見えます。
個人の行動にせよ、組織や企業の経営判断にせよ、リスクと重要度によって優先順位をつけて、意思決定することが大切だと思います。

今日はこれからNHK杯のアンコール放送を観て、その後そのダイジェストを書く予定です。

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