4/2 真田八段戦

今年度公式戦の振り返りです。
本局は棋王戦の2回戦でした。

後手番で四間飛車に振り、相手の急戦を受ける流れ。
仕掛け周辺~中盤あたりはまずまずうまく指せました。
そのままの流れで、終盤戦へ。

△5八角成と切って▲同歩まで。

次に▲5三角(あるいは▲4四角や▲1七角)の手筋が回ると危ないですが、現状の後手玉はまだ安全。
手番が大きく、振り飛車一手勝ちの情勢です。
最終盤での一手勝ちというのは、当然ながら一手間違えると逆転します。とはいえ、この局面はひと目、プロ同士の将棋では「勝勢」に近い部類です。

ここは△7九金と打てば明快でした。
(1)▲6八玉は△4八銀で受けなし。
(2)▲8八玉は△6九竜が詰めろ。(△7八金▲9七玉△9九竜▲8六玉△8四香以下)
なぜか分かりませんが(2)の詰めろが読めず、実戦は△8九銀と打ってしまいました。
△8九銀だと▲8八玉に△6九竜が詰めろになる、というわけでもなく(むしろ逆)、まったくもって謎の悪手です。

△8九銀以下は▲6八玉△4八竜▲6九角△5九金▲2六角と進んで、おかしなことになりました。▲6九角の受けは完全にうっかりしていました。
この時点ではまだ難しい形勢でしたが、一度変わった流れを押し戻すことができず、さらに30手以上かかった末に大逆転負けを喫しました。

図の局面では持ち時間もまだ30分以上残っていて、勝たなければいけない将棋でした。
今期はこれ以上、いやこれ未満はないくらいの残念なスタートとなってしまいました。

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