自動記録とか

昨日のマイナビ、加藤さんの研究が炸裂。
短手数、短時間での快勝でお見事でした。
最近の女流棋界のタイトル戦を見ていると、加藤さんの将棋は事前準備と戦略という点では誰にも負けないものを感じます。
次局の後手番で何を持ってくるでしょうか。

将棋の記録係を無人に 棋譜の自動作成システム、16日本格稼働(毎日新聞)
これは朗報です。

記事にもある通り、コロナ対策という観点からも記録係のことはかなり気になっていました。
現在の非常事態宣言下における対局では、棋士・女流棋士が務めているとアベマで紹介されているのを見かけましたが、現状はあくまで例外的な措置という位置づけです。

この件はもともとは長年にわたる記録係不足への取り組みからスタートしていて、このリコーさんのシステムが本格稼働すれば懸念がすべて解消されることになります。
もちろん使っていく上でトラブルが生じる可能性はあれど、大きな流れとして記録係が不要になる方向に進んでいってほしいと願っています。

対局環境の変化、というより大きな枠組みで見た場合、これまでにもいろいろな変化がありました。
それでも、対局に向かう棋士の心構えは変わることなく、もちろん将棋のルールは変わることなく、これまでやってきました。
これからも、変わり続けながら、変わらない部分を残していくことが大切です。

自分は次の対局が20日で、いまのところ連絡がないのでそこではまだかもしれませんが、実際に体験するのがとても楽しみです。

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