負け

だいぶ間が空いてしまいましたが、先日の王座戦は、後手番で矢倉戦。
現会館で最後の対局、やはりここは相矢倉でじっくり・・と朝は思っていたのですが、途中で気が変わって雁木模様にシフトチェンジ。
中盤まではバランスを保って進み、終盤で一時抜け出したと思ったのですが、そこからミスが続いて残念な逆転負けでした。


△4八歩と飛車の横利きを止めた場面。
この手は△6九銀以下の詰めろ(▲8八玉は△7九角成、▲7七玉は△6五桂、▲6七玉は△6六金)で「一歩千金」かと思ったのですが、ここで▲5五銀が上記の△6六金を防ぎつつ、竜を4筋に利かしてぴったりの一手でした。
他の受けならば△6六桂~△4六角成のような感じで詰めろが続く形なのですが、これで後続がなく、負け筋に入りました。
指されてみれば盤上この一手なので、痛恨の見落としでした。
ただ、見落としはこの場面だけではなく、調べてみると他にもミスがたくさん見つかったので、結果は仕方ないかなという感じです。

今年は自分なりに一生懸命指せたと思うのですが、年末に入って失速してしまい、有終の美を飾ることができずとても残念です。
正直なところ、今月だけでも3回出張が入っていたりとか、このところちょっと忙しすぎました。
特別な因果関係はないし、そもそも仕事が忙しいのはありがたいことでもあるのですが、とはいえスケジュール管理や体調管理ももうすこししっかりしないといけないと思いました。

来年からの新会館での対局ではまた心機一転、集中して良い将棋を指せるように頑張っていきたいです。

負け

先週の順位戦は、かなりまずい将棋を指してしまいました。
序盤がおおむね相手の手の内で、戦いが起きてからはあっという間に勝ち味の薄い将棋に。
対抗形で▲2四歩の突き捨てをとがめられてしまうというのはイレギュラーなケースではあるので、経験不足がたたった面もありやむを得なかったかもしれません。

具体的な指し手としては49手目の▲8八玉が気の抜けた手でした。
あそこで▲6八銀~▲7七桂~▲6五歩を急いでいれば、ワカレをどう見るかは別として何もできずに負ける将棋ではなかったはずです。
本譜は△3三桂~△2五歩を見せられてやりたいことができなくなってしまいました。

年内の対局、すなわち旧将棋会館での対局はあと1局となりました。
本局は悔いの残る内容になってしまったので、次はこういうことのないようにしたいです。

負け

先週の朝日杯は、先手番で相掛かり。
序盤はイマイチでしたが中盤はまずまずの指し手が続き、一時は金星もあるかという局面まで行きましたが、残念ながら終盤の攻め合いで敗れてしまいました。
89手目に▲6五桂と「敵の打ちたいところに打て」を実践しておけば、すこし指せていたと思います。

対局中に気づけなかったのは残念ですが、感想戦でこの結論に自力で辿り着けたということはまあ、この日の出来は悪くなかったのかなと。
見えれば考えるし、盤上に並べてみるとたしかに手厚い。けど、第一感では浮かびづらい手という気がします。
実戦の攻め合いで難しいという考えでしたが二度目の△6五香以降は明快な一手負けの流れに入ってしまいました。

羽生先生と公式戦で対戦できることはここ数年の成績からは考えづらいことで、夢のような時間でした。
特別な日が過ぎ去ったあとは、普通に理事室で顔を合わせたりしていまはもう、元の日常です。

早いものでもう12月、今年も残りわずかですが、最後まで気持ちを切らさずに頑張っていきたいです。