イナズマ

昨日の里見さんの寄せは鮮やかでした。
久々に「出雲のイナズマ」という二つ名を思い出しました。
最近は手堅い勝ち方が増えている気がしますが、ああいう終盤力がやはり持ち味なのだと思います。

これで次は久保九段との対戦なのですね。これは予選がフラットな王位戦ならではで、楽しみなカードです。
久保さんが振り飛車を譲って対抗形になるのではないかと予想しています。

里見さんは以前は居飛車も多かったですが最近は振り飛車一本で、これは菅井七段とよく似ている気がします。
お二人は現代振り飛車党のお手本と思うので、アマチュアの方にもぜひ棋譜を並べてほしい棋士です。

 

王位戦第5局は1日目から激しくなりました。
これほど重い封じ手は珍しいと思います。
封じ手は▲6四桂も有力と思いましたが実戦は違いました。
▲2四歩と突き捨てて一晩明かし、△同歩に▲5九金という手順はひとまず重い選択を回避した感もあります。
形勢は難しそうですが、玉が薄い後手側に苦労が多いのは間違いないと思います。

このあとはイナズマのような鮮烈な寄せが出れば豊島王位の勝ち、そうならずに150手を超える長期戦になるようだと木村九段の勝ち、ということになりそうです。

九州で大雨特別警報が発令とのこと。
どうかお気をつけください。

調子の波

藤井七段、昨日も強かったですね。
最後の▲4一角打はちょっと見えづらい寄せでした。
一手だけなら見えても、後でその角を取らせて寄せる、という組み立てが気づきにくいところです。

初のリーグ入りを懸けた一番は、谷川先生との初手合でもあり、さらに谷川九段のほうには勝数の通算記録(単独3位)が懸かっているという、注目を集める一戦になりました。
藤井七段は現時点でもタイトル戦に出られれば獲得の可能性はある程度高く、リーグ入りすれば挑戦権を得る可能性はそれなりに高いと思うので、次は本当に大きな一番になりました。

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この数日、なんだかちょっとした不調で、うまく思考がまとまらなかったり、ゆえに文章を書いていてうまく言葉が出てこない感じがあります。

将棋界には「調子という概念はない」(渡辺三冠)とか、最近だと「棋士はパフォーマンスの最低値が実力」(永瀬叡王・将棋世界8月号)などの名言がありますが、トップではない自分の感覚では、ある程度のスパンではもちろんのこと、一日単位でも調子にはかなり波があります。
ブログを書いたり、そのために短い言葉を紡ぐための思考をしていると、それがよく分かります。

調子が落ちているときはちょっとしたブログを書くのもしんどかったりするんですが、そういうときでも多少無理して続けていると、また改善してきたりすることが多いので、来週の対局までにはなんとかしたいと思っているところです。

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今日明日は王位戦第5局、舞台は徳島。
十番勝負もいよいよ佳境ですが、本局はどちらが勝っても何も決まらない、観戦側としては多少気楽な一番です(?)。

このところ、ありがたいことに少し忙しくなってきました。
来月は中旬に海外旅行を予定していて、それまでに片付けないといけない用事がいくつかあるのでちょっとペースを上げていかないといけません。
対局も久々に続けてあるので、頑張っていきたいです。

東京はだいぶ涼しくなってきて、秋の気配です。
今年は梅雨が長く、短い夏でしたね。
最近夏は特に、年によっても日によっても、気候の変化が激しい気がします。
来年のオリンピック、ほどよく暑くなってくれると良いなと思いますが、どうなるんでしょうか。

 

昨日はNHK杯で久保ー藤井戦。
朝、たまたまテレビをつけたらちょうど千日手になろうかというところ。
終局→指し直しの流れ、見ることは少ないので貴重なシーンでした。
指し直し局も大熱戦で、面白い終盤戦でした。

今日は王将戦で中村ー藤井戦。
藤井七段が2日続けて先手を引くのは珍しい光景かもしれませんね。

帰京

予定通り、昨日の最終で東京に戻りました。
今回はシニア世代中心の大会で、たぶん会場で自分が最年少だったように思います。
ゆるーく、のんびりと指しました。
ご来場の方々、お世話になった皆様に御礼申し上げます。

昨日のエントリはやや雑で、青森市は15年ぶり、県で見ると2年前の八戸以来が正しかったみたいです。
その15年前にもお邪魔したお店で打ち上げでした。お店自体はリニューアルしているのに、なんだか懐かしい気持ちになりました。
また行く機会があればと思います。

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竜王戦挑決は木村九段が勝って最後の1番勝負に。
豊島名人の早指しには驚きました。あれで最後は1分将棋になるのだから、将棋の中終盤というのは本当に難しいですね。
十番勝負はいよいよ佳境で、王位戦のほうの残り3番勝負の第1局と第2局のちょうど間に、竜王戦挑決の最終局が入るという日程のようです。

それとA級順位戦では羽生九段がまたすごい技を見せたような。
プロ棋界では最近右玉系の将棋が急速に進化を続けていると思うのですが、その最先端を行っているのが40代後半の羽生先生、という現状に見えます。

新手白書、という本を出して続きを書いているおかげで、プロ間の最新形にはいままで以上に注目して観ることができているのですが、羽生先生は球を散らしつつも最先端を引っ張っていこうという気持ちには変わりがなく、本当に、すごいことだと思います。

では今日はこのへんで。

現在地青森市

派遣のお仕事で青森に来ているため、本日は予約投稿です。

青森は全国でも有数の将棋の盛んな地域で、県内のどこかでは毎週必ず大会やイベントが行われていると、以前に聞いたことがあります。
自分自身も若いときに何度かお招きいただいており、今回はたぶん10年ぶり5回目ぐらいではないかと思います。

久々でもあり、また昨日が入りだけだったので軽く観光してきました。(予定)
なんとかお天気ももってくれて良かったです。(願望)

それはさておき、今日も楽しくたくさん指してきたいと思います。