兼務

昨日は順位戦翌日なのでいつものように他の対局に目を通して、夕方には予定通り将棋ウォーズにログインしました。
指導3局、二枚落ち、飛車落ち、平手と分かれたので新鮮な感じで指せました。
今日はお昼頃にすこし指そうかなと思っています。
朝や夜、あと休日にもログインするつもりですが、飲んでたり寝てたりすることも多いのでそうでないときに、という感じで考えています。

昨日はこんなニュースがありました。
女流棋士、女性奨励会員の棋戦参加について
これはおそらく非常に難しい判断だったのではと思いますが、
・(仮に該当者が出たとして)女流棋戦にも出てほしいという声が多い
・囲碁界は実際にそうなっている(ただし、棋士に匹敵する女流棋士の数が大きく違うので同列には言えないと思います)
・新四段より女流タイトルホルダーとして得られる収入のほうがずっと多い
あくまで勝手な想像ですが、こういった理由があったのではないかと推測します。

現実問題として、たとえば現在の里見さんはすでにかなりの数の公式戦に出場しているので、フリークラスに編入したとしてもそこまで対局数が増えるわけではなく、日程的にも問題なくこなせるでしょう。
ただ編入試験を合格した女流棋士が、さらにフリークラスを突破するほどの成績を収めたり、あるいは三段リーグを抜けて順位戦に参加する女流棋士が現れたりしたときは、かなり大変なことになりそうです。

現実にそういう女性が現れたときに(もしそうなればもちろん素晴らしいニュース)、この規定はもしかしたら今後見直される可能性もなしとは思いませんが、いまの時点で発表にたどり着いたことは、良かったのではないかと思います。

今日から王位戦第3局、舞台は北海道から福岡へ。

負け

昨日の順位戦は熱戦の末負け。
堂々と熊せる作戦に出てみたのですが、結局居飛穴は堅かった。
自分なりに、精一杯、時間いっぱい指せたものの結果にはつながらず、残念です。
ただこれぐらい一生懸命指せていれば、いずれは上向きそうな気はしました。
気持ちを切り替えて、前向きな気持ちを失わないようにしたいと思います。

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今回は昼・夜と鳩やぐら連投で、みそ汁がつかないのでインスタント持参という新手で臨んでみました。
(※前節の新手についてはこちら
結果にはつながらなかったものの、この手自体はなかなか優秀に思えました。

ただ夜は連盟の係の人が部屋を間違えるというトラブルがあり、地味なミスながらけっこう大きな被害が出てしまっていました。
表示された部屋の近くで来ないなー来ないなーまだ来ないなーとみんな待機していたら、別の部屋に並べられていたという・・しかも直対除いてその対象者全員敗戦だった模様です。
まあ、そんなことぐらいで結果に大きな影響が出るわけもないと思うんですが、人間の行動にはいろんなミスが出るものだと思いました。

ずーっと別の場所で待ってしまったのは、昼にほんのすこし遅れてやってきたという伏線があって、あとで中継を観たら他の店でも遅れがあったみたいで、こういうのって不思議と重なるんですかね。暑いからかな。
まあ、そういう日もあるでしょう。

ともあれ、また次頑張ります。

帰京

昨夜遅く、札幌から帰京しました。
一番のハイシーズンだけに、帰りの飛行機が1時間以上遅れたりしましたが大事には至らず、何よりでした。
2泊3日で50局あまり指したかと思います。
関係者の皆様方には大変お世話になり、ありがとうございました。

移転後の北海道将棋会館には初めて訪れることができました。
前の場所と比べると、街の中心部からのアクセスが良くなり、中はだいぶきれいになって、ただすこし手狭になりましたか。
北海道は将棋のさかんな地域なので、拠点となる支部や教室なども多くありますが、その中でも会館は総本山と言える場所なので、道内のファンの方々には大会以外でもぜひ足を運んでいただきたいと思います。

 

実はその折に工藤会長から研修会の構想についてお聞きしたのですが、翌日の北海道新聞に出たとのことで、これが構想なのかあるいはどの程度具体的な話なのか。自分は全然知らなかったのでびっくりしました。
以前九州研修会立ち上げの際に書いたことですが、必要な条件として地元の支援・プロ棋士の在住・指導者の存在・対局室、といったことが挙げられます。
九州は4拍子そろってのスタートで、おかげさまで現在は立ち上げ直後と比べて倍ぐらいの会員数になっているようです。

北海道には現在のところ在住の棋士はおらず(女流棋士が2人)、現在の会館も指導対局等をさせていただく分には良いですが研修会を開催するとなると十分とは言えません。
数年前の経験から考えて、かなりハードルは高そうです。
前向きな話なので個人的には応援したいと思っていますが、連盟として実現のためにどれだけ労力をかける覚悟があるか、立ち上げのために負担をする覚悟があるかだと思います。

北海道は将棋人口も多いですし子どものレベルも高いので、実現すればその効果は大きいでしょう。
ただ規模を拡大するにはその地域だけでなく他の地域とのバランスも考えていかないといけない(奨励会や女流棋士につながる道でもあるので)など、考えることは上記に挙げた以外にもたくさんあります。
一手一手、堅実に指して実現を目指してほしいです。

定説のふしぎ

今日の話は、興味のある人にとっては、けっこう興味深いと思いますが、そうでない人にとっては、どうでもいい話かもしれません。

よく、将棋がとても奥が深く可能性が広い。あるいは数年前までであれば、それがゆえにコンピュータにとってとても難しい。ということを表す指標として、「10の220乗」という数字を、聞いたり目にしたことのある人は多いのではないかと思います。
この数字が、どういうわけか「将棋の可能性」の定説になっています。

しばらく前に仲間の棋士と飲んでいるときに、ふと、この話題になりました。
そのとき、「10の220乗という数字は、実は80の115乗らしい」と聞いたので、ほう。と思って家に帰って検索してみたら、たしかに出てきました。
将棋界では知られている、数学の先生の論文です。
将棋における実現可能局面数について(pdf)
この論文によると、実際の将棋の「場合の数」はだいたい10の69乗ぐらいみたいです。

ではなぜ、こんなにも「10の220乗」という数字が有名になっているのか。
というのが本題で、僕の疑問です。何か、きっかけがありそうな気もするのですが、よくわかりません。

もっと分からないのが囲碁で、こちらは「10の360乗」というのが定説になっています。これも、聞いたことのある人は多いと思います。
しかし。

囲碁の交点の数は、19×19=361個です。
一つの場所には、黒があるか、白があるか、空いているか、のどれかです。
よって盤面の場合の数は、「3の361乗」よりは、小さいはず。
ではないかと思うのですが(そこからどのぐらい減るかは僕には分からない)、どうしてそういう定説になったのか、これも僕には謎です。

局面ではなくて、棋譜のパターンの数だから、こういう数字になっている。
というのはまあ分かるとしても、囲碁の場合は、それにしてもあまりにも多すぎるし、その数字が、こんなにも定着している理由はよくわかりません。

誰かチコちゃんに聞いてくれないかなと思ってるんですが、5歳児にはちょっと難しいでしょうか。
ご存じの方がいたら、コメントで教えてください。