棋王戦で金井六段との対戦。
A級ラス前の日に自分自身も対局するのは、比較的珍しい気がします。
集中して指せるよう、頑張ります。
将棋棋士・片上大輔の対局と日常など。
先日の対局は、後手番で2手目△3二飛。
角交換振り飛車は久々の採用でした。
中盤以降、相手の大駒を押さえ込むように意識したのが良く、今年の初勝利を挙げることができました。
棋譜はスポニチさんの速報サイトで見ることができます。
56手目△3七桂成は4五の桂と2九の桂を交換する手なので抵抗がありましたが、結果的には正解だったようで、全体的にもうまく指せたと思います。
翌日はゆっくりするつもりでしたがそうもいかず、結局、今週も大忙しでした。
明日は駒テラスで指導者講習会があり、プロ歴20年でおそらく初めて、指導法についてのお話をします。
もっと経験豊富な方もたくさんおられるとは思いますが、自分なりに、これまで培ってきたものをお伝えできるように頑張りたいと思います。
先日の順位戦は、先手番で三間飛車。
年に1度あるかないかぐらいの会心のさばきだったような気がしたのですが、終盤で失速してしまい、残念な逆転負けでした。
評価値を急落させた原因としては87手目の▲8四銀で、
代えて▲6二角成△4一玉▲4二金△同玉▲5三歩の順はもちろん読んだのですが、そこで△4一金と受けられて分かりませんでした。
実際はそこで▲6一銀と重く打てば攻めが続き、優勢だったようですが残念ながら気がつくことができず。
ただこの順しか勝ちがないようであれば、元の局面がそれなりに難しかったという気がします。
戻って71手目から飛車を見捨てて寄せを目指した順が、対局中は自然だと思ったのですがいったん▲7七桂としておくほうが良かったと思います。
結果、今期は一度も白星が先行することなく終えることが決まりました。
次局は抜け番で、最終局は指し分けをかけた一局になります。
その後、翌日からは連日忙しく、ああ、今年も始まったなあという感じです。
いままで比較的少なかったのですが、この冬から春にかけては、出張も多く予定が入っています。
年末のようなことがないよう、体調に気をつけていきたいと思います。