平成

数日前のこと、いつも読んでいる「将棋コラム」に突然こんな文字が飛び込んできて、目を疑いました。

「writer:羽生善治九段」

タイトルだけ見たときは、インタビュー記事なのだろうと思いましたが、読んでみると、違いました。
・・・なんか他の記事とテイスト違いすぎませんかね(笑)

羽生善治九段が語る、大山康晴十五世名人との対局。米長邦雄永世棋聖も加わってガチンコ勝負の感想戦【平成の将棋界を振り返る】

中身のエピソードもけっこう衝撃的で、読み応えのあるコラムになっています。

ちなみにその下には佐藤会長の記事もあります。
あの△7五歩はたしかに画期的な新手で、僕自身も驚きましたし、その後研究テーマになった時代にはよく指したものです。

突然のビッグネーム登場には、来月末に「棋才 平成の歩」というイベントが開催される一環ということもあるのでしょうか。

昨年は佐藤会長・森内専務の紫綬褒章のお祝いや、羽生九段の国民栄誉賞のお祝いもありました。最近大きなパーティーがいままでになく多い気がします。
平成という時代は、この世代の方々を中心に回ってきたのだなと改めて感じますね。

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羽生九段が最後に書かれているように、平成という時代は文字通り「平らに成った」時代だったのかもしれません。
もうすぐ発表される新しい元号が何になるかは、僕も関心を持っています。

将棋のような文化というものは、世の中が平和でこそ発展するものだと思います。
だから世界が平和であることがまずは大切で、その上で、日本社会がもっと元気になり、将棋界もそれに寄与できる次の時代であればと願っています。

将棋界のさまざまなイベントに多くの人が集まる、それだけの余裕がある社会というのは、ある意味で非常に理想的な状態なのかもしれないと、そんなことも思う、ニュースの多い年度末です。

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