前局に続いて、後手番で雁木を採用。
駒組みが比較的長く続く展開になったところで、▲3五歩△同歩▲3七銀の仕掛けはあまり例がないスピード感。対応が難しかったです。
53手目▲6三歩が見るからに感触の良い手筋で、以下は苦しくなりました。
あまりチャンスらしいチャンスはなく、完敗の一局でした。
叡王戦は6期目にして初めて2回戦を勝てたので、次こそは枠抜けを目標にしたいと思います。
次の対局は斎藤八段とで、今月は偶然にも、自分が棋士になった年に奨励会入りした優秀な精鋭との対戦が続きます。
このところまた黒星が続いて厳しい状況ですが、まずはモチベーションの維持に努めて、自分なりの最善が尽くせるようにしたいと思います。