40歳、記録

数日前のこと、40歳になりました。
30歳のときは違和感しかなかったですが、今回は、予想通りの出来事として、普通に受け止めることができました。
30代は、本当にいろんなことがありました。(ざっくりしたまとめ)
40代も、そうであればいいなと思っているところです。(何事もポジティブに)

そして、40代の初仕事は、なんと記録係でした。
これは、さすがに予想できませんでした。


いま改めて調べてみると、前回は2015年9月のC2順位戦で、6年ぶりが正解でした。
詳しい事情は分かりませんが、そのときと同じで記録係が足りず、若手棋士にもずいぶん断られたみたいでした。

30代で1局、40代で1局取ったので、次は50代でもう1局か?
あるいは六段で1局、七段で1局取ったので、次は八段でもう1局か?
などと考えましたが、どうなりますか。

僕自身はまあ、記録も嫌いではないので頼まれれば断らないんですが、本音を言えば、普通に棋士としての仕事を、やりたい気持ちはあります。
若者がテレビなどで仕事をさせてもらえる機会が急激に増えるかたわらで、アラサー・アラフォーが下働きをしている。というのは、ここ数年目につくようになった矛盾です。
長い目で見ると世界はすこしずつ良くなっている(ファクトフルネス)ので、我が業界もそうであってほしいと思っています。

ちなみに、対局は宮田ー八代戦(王位戦、八代勝ち)でした。
同い年の大天才である宮田七段の、いろんな伝説を思い出したりもしてしまいました。
その話は、いつかまた、話せる機会があったときにでも。

2件のコメント

  1. おじさんおめでとうございます
    不惑ですか
    片上先生がこれから何を残していくのか
    ちょっとだけ期待しています🐟✨

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