負け

金曜日の対局は、先手番で対振り穴。
戸辺攻めを食らう前にということで、急いで攻めました。
図は最終盤。


▲8三桂と王手して△8二玉▲7一桂成(銀を取った)△同玉と進んだ局面。
穴熊に先に王手がかかる形はいけるだろうと見ていましたが、本譜は以下▲6三銀に△3二竜がぴったりで一歩届かず。

図では▲7二銀△同玉▲6三金も鋭い迫り方ですが、まっすぐ落ちる△7一玉が唯一の応手でこの変化も負けです。
どうやらこの局面に進めた判断が誤りでした。
この局面が負けなら15~20手ぐらい前の分岐点で変化すべきでしたが、自分にとって難しい選択でした。

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昨日は女流アマ名人戦で開会挨拶を務めました。
参加者があんなに多いとは知らず、将棋界の未来は明るいと改めて感じました。
上位クラスはレベルも高く、パッと見の感じですが初段~三段くらいの層がかなり厚くなっている印象を受けました。


あと昨日の夕方、ウクライナ将棋道場の方からメールをもらいました。
将棋の大会が再開された由。これがいまのキーウから届いているなんて、と思うと胸が熱くなりました。


将棋は盤上の戦いであり、ボードゲームであり、年齢性別そして人種や国籍を問わず楽しめるものです。
早くウクライナにも平和な世の中が戻ってくることを切に願っています。

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