改選など

今月のはじめに、羽生会長が今回の改選(任期満了時)に伴い退任する旨の報道がありました。
驚かれた方が多かったと思います。

私自身も驚きましたし、残念な気持ちもあるのですが、たまたま自分が復帰するタイミングが重なったおかげでご一緒することができたと考えると、ご縁があったのは貴重でありがたいことだったなとも思います。

自分自身は、引き続き立候補しています。
次の部署がどうなるかはまだ未定ですが、まずはいまの任期中、与えられた仕事をしっかりやっていきたいと思います。
この2年間は本当にいろいろなことがありましたが、感傷にひたる間もなく、前に進んでいかないといけません。

今週はマイナビの理事立会で陣屋に出かけていました。
対局前日は通り雨があったものの、その後はよく晴れて、桜も残り気持ちの良い気候での、開幕戦になりました。
将棋のほうは、比較的大きな逆転だったような気がします。

春先から宿泊を伴う出張が続いていましたが、これでいったん一段落の見込みです。

天童出張、指導員試験

新年度が始まりました。

年度末は小学生名人戦の東日本大会・西日本大会があり、1泊2日で天童に出張していました。
指導対局もけっこう指しました(理事としてはわりと珍しい)。

その翌日は決勝大会がありましたが、こちらの表彰式は羽生会長にバトンタッチ。
対局は「竜王の間」で行われたようで、子どもたちは羨ましい限りです。
今後も同様の形で行っていきたいと考えており、全国を目指す参加者たちには大いに励みになることと思います。
なお、決勝大会の模様は5月にNHK・Eテレで放映される予定です。

その同じ日曜日には、指導員試験のオンライン面接を行いました。
国内の遠隔地にとどまらず、海外在住の方も数名受験して下さって、オンライン試験を開催した意義が大いにありました。
普及活動を進めていく上で、指導者の存在、しかも全国・全世界の各地におられるということが欠かせないので、これからも幅広く募集し、利用しやすい制度にしていければと考えています。

今週末には実地での試験を開催予定です。
毎年だいたい年始頃から募集を行い、この時期に試験を行っていますので、資格取得を検討中の方は今年の要領をチェックして来年に備えていただければと思います。

 

NHK杯と、今年度総括

来週から開幕する、NHK杯の予選結果が公表されました。
自分は1回戦で勝又七段との対戦になり、なかなかお目にかかれないレベルの大逆転負けを喫しました。
戦型は後手番で矢倉vs雁木の急戦形。


終盤、銀取りに歩を突かれた場面で、△5七歩成▲4四歩△6七となら相手玉は詰めろ、自玉はまだ大丈夫なのでかなり明快な一手勝ち。
と読んでいたのですが、そこまでしなくても良い形勢と判断して相手をしたら、ここから攻めの手番が回ってこなくなってしまいました。

△4五同銀左が致命的な悪手というわけではなくて、逆転したのはこの後も大きな悪手を重ねた結果なのですが、将棋はやはり踏み込むところで踏み込まないといけないと改めて思いました。
この局面より前にも大きな悪手がいくつかあって、いくら30秒将棋とはいえ、信じられないようなひどい将棋で、さすがに落ち込みました。

ただ今年度のトータルとしてはわずかながら勝ち越すことができたし、羽生先生・佐藤康光先生と対戦することができるなど、比較的良い年だったと思います。
30秒将棋がひどいだけでなく相変わらず竜王戦が勝てないとか、いろいろ問題点もありますが年間を通して、どの将棋も一生懸命対局することはできたので良かったです。

将棋連盟全体としてもまもなく100周年の年度が終わり、101年目に入っていきます。
来月からもすべての対局を集中して指せるよう、頑張りたいと思います。

ECサイト

既報の通り、昨日は新たなECサイトの立ち上げという大きなリリースがありました。

日本将棋連盟 オンラインストアを新設
−将棋連盟公式グッズのほか、大会やイベントの申込みもオンラインストアに集約−

内容は記事にある通りで、これまではいわゆる外部モールにグッズの一部を掲載しているのみだったところ、より多くのグッズがここで買えるようになり、
さらには大会・イベントの申し込みなど、いろいろなことがすべてこのサイトの中でできるようになります。

長い間準備を重ねてきたことの一つだったので、無事にグランドオープンの日を迎えることができて、とても嬉しく思っています。
もちろんこれがゴールではなくスタートなので、今後中身を充実させて、多くのファンの方々が訪れて、ニーズを満たし、充実した将棋ライフを送るためのサイトにしていきたいと思っています。

まもなく新年度を迎えるわけですが言うまでもなく今年度は100周年というとても大きな節目で、会館建設をはじめとして大きな出来事がたくさんあり、将棋界にとってとても良い年になったと思います。
来年度も新たな挑戦を続けていきますので、応援していただければ幸いです。