勝ち

昨日の対局は、先手番で中飛車。
相手の急戦に対してうまく切り返すことができて、久々の白星を手にしました。
65手目▲6五角がぴったりで、少し前の局面でこの手が読めたのが大きかったです。

まだ苦しい星取りには変わりないものの、一番返せてホッとしました。
最近は連敗が続くことが多く、都度厳しさを実感していますが、これからも粘り強くやっていきたいです。

たくさん負けたのでしばらく公式戦対局の予定はなく、次も順位戦になる見込みです。

明日対局

順位戦で飯塚八段との対戦。
名人戦棋譜速報

最近はかなり負けが込んで厳しい状態が続いており、もちろん仕事も忙しいですがモチベーションが下がらないように、将棋から心が離れないようにということだけはいつも意識しています。
良い将棋になるよう、頑張って指したいです。

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告知が遅くなりましたが今月のNHKテキスト「将棋講座」にNHK杯1回戦の自戦記を書きました。
表紙は新講師の糸谷君です。来月からどんな講義を披露してくれるのか、楽しみにしています。
同じ号に2回戦の観戦記も掲載されているということで、自分にとって特別な一冊になりました。

負け

金曜日の対局は、先手番で対振り穴。
戸辺攻めを食らう前にということで、急いで攻めました。
図は最終盤。


▲8三桂と王手して△8二玉▲7一桂成(銀を取った)△同玉と進んだ局面。
穴熊に先に王手がかかる形はいけるだろうと見ていましたが、本譜は以下▲6三銀に△3二竜がぴったりで一歩届かず。

図では▲7二銀△同玉▲6三金も鋭い迫り方ですが、まっすぐ落ちる△7一玉が唯一の応手でこの変化も負けです。
どうやらこの局面に進めた判断が誤りでした。
この局面が負けなら15~20手ぐらい前の分岐点で変化すべきでしたが、自分にとって難しい選択でした。

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昨日は女流アマ名人戦で開会挨拶を務めました。
参加者があんなに多いとは知らず、将棋界の未来は明るいと改めて感じました。
上位クラスはレベルも高く、パッと見の感じですが初段~三段くらいの層がかなり厚くなっている印象を受けました。


あと昨日の夕方、ウクライナ将棋道場の方からメールをもらいました。
将棋の大会が再開された由。これがいまのキーウから届いているなんて、と思うと胸が熱くなりました。


将棋は盤上の戦いであり、ボードゲームであり、年齢性別そして人種や国籍を問わず楽しめるものです。
早くウクライナにも平和な世の中が戻ってくることを切に願っています。

大山賞など

9月8日は将棋連盟の創立記念日。いよいよ100周年まで残り1年を切りました。


コロナ禍で中止もあったようですが、今年は通例通り、この日に大山賞の授賞式が行われました。
第30回大山康晴賞授賞式の模様


フランクさんは今年のヨーロッパ選手権にベラルーシの選手もウクライナの選手も集まったお話など。
広瀬村長は大山先生がかつて御蔵島を訪問されたことなどをお話してくださいました。

土曜日は三段リーグの最終日でした。
新四段誕生のお知らせ

今期も昇段者2名とも関西所属で、このところ西高東低の流れが続いています。
弟弟子が注目されていましたが、新たな中学生棋士誕生はならず。

駒テラスを取材していただいた記事をご紹介。担当理事として一言、コメントしています。
「駒テラス」、観る将棋ファンで盛況 明治神宮そばにオープン3カ月

今月は特に斬新なイベントが続きます。
今後も観る将の方々に喜んでもらえるようにいろいろやっていきたいと思います。

今週も月曜日の朝から予定が目白押しで、金曜日が対局です。
気力を充実させて、頑張りたいと思います。