負け

先週の叡王戦は、松本七段との対戦に。
相手の注文で相居飛車の不定形になり、駒組みで失敗して完敗でした。

最近、結果だけでなく内容も悪くなっていて、深刻です。
今週も予定には出ていない対局がひとつあり、なんとか巻き返していきたいです。

近況、金曜日は対局後、白玲戦の前夜祭に出席しました。

なお第1局は里見さんの先勝でした。相振り飛車の不定形で、面白い将棋でした。
女流トップの2人は、形が乱れても大きなミスが出ず、強いです。

週末はイベントの打ち合わせで仙台へ。復帰後初めての出張でした。
先輩の熊坂さんの教室に初めてお邪魔しました。

駒テラスは今月、いままで以上に斬新な企画盛りだくさんでお届けしています。
観る将の聖地として、だいぶ「整って」きて、軌道に乗ってきた感じがします。
これからも楽しくやっていきたいと思います。

負け、明日対局

一昨日の対局は、後手番で四間飛車。vs天守閣美濃。
古い作戦なので、正直言って意表を突かれました。20年ぐらい前に三段リーグで同じ将棋を指した記憶があったのですが、さすがに覚えてないですし、たぶん、無意味どころかまっさらなほうがマシなパターンでした。

中盤はやや苦しいながらもけっこう難しいかと思っていましたが、▲7五金(73手目)が良い手で、シビれました。
今期の順位戦は前半のうちに昇級組全員との対戦があり、結局すべて完敗で、厳しい立ち上がりになりました。

明日は叡王戦で、相手は午前中に決まります。

今日は出社はお休みにしたのですが朝からずっとPCの前で仕事していて、連盟に行く日と変わらない感じでした。
これから大注目の王座戦を観戦します。

明日対局

順位戦で斎藤明日斗五段との対戦。
名人戦棋譜速報

今月はつきそうだった対局がすべて来月に回ったため、8月にも関わらず対局は順位戦のみ2局という、とても珍しいことになりました。

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近況、金曜日は将棋を世界に広める会の方々とご挨拶。
将棋連盟と広める会、偶然にもほぼ同じタイミングで、会長の交代がありました。
海外にもSHOGIの支部や大会はたくさんありますが、コロナ禍で日本との(リアルな)交流はほぼストップしていて、今年から再開されてきたところです。

ヨーロッパ選手権や杏林堂杯等、自分自身もなんとかスケジュールの都合をつけて、訪れたいと思っています。
思えばアメリカやヨーロッパで将棋を指したのも、もうずいぶんと前のことになります。
ネット上のコンテンツが豊富になったおかげで、その頃に比べると強いプレイヤーも格段に増えました。
日本人口が今後減少していく中で、将棋人口を維持、そして増やしていくためには、国際化は欠かせません。
ということで、遅ればせながら私もこの機会に、上記「広める会」に入会しました。

土曜日はファーストロジック杯 第38回全国オール学生将棋選手権戦(団体戦)にて開会のご挨拶。
学生将棋の舞台に、ひとつの明確なキャリアパスが生まれたことは、とてもありがたく、画期的なことと思います。

そして今日は藤井叡王の就位式でした。
吉本の方が祝辞を述べる場面は、初めて見ました。

あと、ひっそりとひとつ歳を取りました。
これで後厄もあとわずかです。

来場御礼など

怪童戦、今年の優勝は福岡の高校生でした。
中国新聞デジタル
IRAW (RCC中国放送)
例年、他県からの参加も多いですが、今年は福岡将棋会館の関口五段(奨励会同期の間柄)が生徒6名を連れてきてくれました。
また来年もお待ちしています。

その後、芸備線・木次線・山陰本線に乗ってコナンを訪ねた話は、さっきtwitterに書きました。

火曜日に帰京してからは、かなりの過密スケジュールでした。
普及とひと口に言っても、いろいろな切り口があって、ターゲットもさまざまですが、
まず全体として将棋人口が増えるようにというのがひとつ。
その中で特に将棋を覚える・習う・指す・そして大会に出る子どもの数を増やすというのが、この2年間での大きな目標のひとつです。

そのためにいろんな人にお会いして、有効な施策を打っていけるようにと思っています。

ご視聴御礼、怪童戦など

NHK杯2回戦、ご視聴ありがとうございました。
着こなしは悪くなかったと思うのですが、肝心の将棋のほうは、相手の指し回しが的確で強かったです。

せっかく1回戦を勝てたのだからできるだけ長くトーナメント表に名を残していたかったですが、対局日程の都合で直後の収録になり、早々に消えてしまったのは残念でした。
ただやはり放映の反響は大きく、久々に励みになりました。
またこうした機会を作れるように、頑張りたいと思います。

今週は台風の影響が将棋界にも及び、公式戦対局こそ通常通り行われたものの、高校竜王戦では到着できない選手もいたと聞いており(数名が2日目からの参加になったとのこと)、気の毒な事態でした。
そんな中で、嬉野で3年越しに王位戦が開催されたのは、喜ばしいことでした。
挑戦者がなんとも難しい中盤戦を制してひとつ星を返し、次の後手番をブレイクできれば、注目もいっそう高まりそうな情勢になってきました。

この週末は広島で恒例の怪童戦があり、僕も明日、帰省します。
久々に森師匠も来訪予定とのこと。大勢の参加者を迎えられることを楽しみにしています。