王位戦負け

先週の対局は、後手番で角換わり相早繰り銀。
必要な知識が足りず、中盤の読みも精度が悪く、終盤にたどりつけない完敗でした。
あまり見どころのない将棋になってしまったので、図面はナシにします。

結果は仕方ないですが、このところ内容の良くない将棋が続いているのは立て直していかないといけません。
またすぐ次があるので、気を取り直してがんばります。

名古屋対局勝ち

先週の順位戦は、後手番で相掛かり。
中住まいの同型は自分の修行時代にはなかった戦型で、一度は公式戦で指してみたいと思っていました。

中盤ははっきり不利でしたが一直線の変化に入ったところで好転を感じて、夕休前の△4六角上(80手目)はこれで勝ちと読んでの着手でした。
ところが▲6三銀△7一玉と形を決めてから▲9四歩という手があることに、休憩中に気がつきました。

ちょっと難しい手なのですが、単に角を取っても後手玉は詰まないけど、この次に取れば詰めろになるという意味です。
ただこの手自体はなんでもないので、△5七金▲6九玉△4七金で勝てそうに見えます。
(※先手玉は長手数の詰めろになっている)
ところがそこで▲7八玉と早逃げされるとどうも勝ち筋が見えません。
この休憩中の読み筋は、あとで調べてみるとやはり正しかったようです。

夕休明け、実際の相手の着手は▲4九飛でした。
これまた難しい手ですが、意味としては4七銀にヒモをつけつつ、角を取りやすくしています。
実はこの手も読めておらず、では自分はいったい何を読んで勝ちと判断したのか??
そもそも時間もたっぷりあるのだから当然休憩に入れてしっかり考えるべきところで、どういう精神状態だったのか自分でもよく分かりません。

ただ、もし↑の変化に気づいていたら△4六角上とは指さなかったはずですが、では代案はというとそれも難しい。
結果的には悪手を決断したことが、勝ちを呼び込んだのかもしれません。

というのはあくまで結果論で、対局中は↑の図よりむしろ良い手を指されたと思っていました。
ところが△2四角と逃げた局面は案外難しかったようで、直観がつくづくアテにならない、難しい終盤戦でした。
実戦は数手後の△5七桂が決め手になり、勝ちを拾いました。
玉頭に△5七歩も△5七金も打てるけど負けなのに、桂を打ち込んだら勝ちというのは見るからにレアケースで、幸運でした。

本局は内容的には良い将棋ではなかったですが、結果的に7月は順位戦で2つ勝ち星を挙げることができて、白星先行になったので良かったです。
8月は順位戦の他に、王位戦と棋聖戦が決まっています。