竜王戦負け、新体制始動

先日の対局は、かなり久々に、先手番で角換わり腰掛け銀。
現代風のバランス型ではなく、玉をしっかりと固めて、勢いよく攻めるつもりで指しました。


いま6五で桂交換したところで、普通は下がる一手ですが、銀を逃げずに▲5六桂が狙いの一手。
△6五歩と取らせて▲6四歩と攻め込む、駒の損得より速度、という指し方です。

このあたりから終盤まで、ずっと難しい形勢だったと思いますが、夕休明けに痛恨の見落としが出て、敗れました。
勢いよく指すことはできたものの、見落としがなければもうしばらく競り合いが続いていたはずなので、そこは残念です。

翌朝は新体制として初めての常務会でした。
さっそくいろいろあって、いよいよ始まったなあ、という感じです。
夕方は都立大での授業もあったので、忙しい一日でした。

また日付戻って月~火曜は、名人戦第6局が予定されていた蒲郡で、名人防衛の祝賀会に出席してきました。
メンバーが変わり、自分の担当も変わり、普及関係の出張は減ることになりますが、タイトル戦などの対局やイベント等に立ち会う機会は、いままでよりもすこし増えそうです。

新たな気持ちで、次の2年間も頑張っていきたいと思います。

王将戦負け、総会

先日の対局は、後手番で相掛かり。
序盤からシンプルな棒銀を前に、駒組みに悩む展開。
全体的に自然な手を続けたつもりでしたが、うまく攻めをつながれてしまい、完敗でした。
中盤以降はチャンスらしいチャンスの少ない将棋になってしまった気がします。

残念ながら久々の枠抜けはなりませんでした。
このあとも竜王戦、順位戦と、勝ちまくっている後輩との対戦が続きます。

そして対局の翌日が総会でした。
既報の通り、クイーン白玲獲得で棋士になる権利が得られる新制度など、議案はすべて可決されました。
この日で退任となる羽生会長も、ホッとされたのではないかと思います。
退任後の会見ではとても晴れやかな笑顔でした。(あとでニュースで観ました)
2年間、本当にお疲れ様でした。

この日は例年より多くの議案が予定されていたので、長い一日になると想定して臨み、実際にもそうなりました。
その中で濃密な議論が多く交わされたことは良かったと思いますし、将棋界の新たな船出にふさわしい、充実した総会だったと思います。

また総会後の理事会で、清水女流七段を新会長に選出しました。
昨年の100周年・新会館建設等を経て、101年目に初めての女性会長が誕生したことになります。
昨年も、一昨年も感じたことですが、将棋界の歴史の重要な場面に立ち会えたと思うと、感慨深いです。

再任からの2年間は普及推進部を(途中から分離して店舗事業部も)担当して、主にアマチュアのプレイヤーや指導者の方々や、観る将の人々に関わる部分を手掛けてきました。
今後は総務担当ということで、主に管理部門を担うことになります。
部署は変わっても引き続き、将棋界の発展に力を尽くしていきたいと思います。

明日対局

王将戦で渡辺和史七段との対戦。初手合です。
このところモバイル中継のある対局が続きます。

一昨日から昨日にかけて、棋聖戦への同行で日光に出張していました。
賞金増額のニュースもあり、注目がいっそう高まっている中での開幕で、挑戦者は持ち味を出した内容だったように思いましたが結果は棋聖の完勝。
やはり王者の壁は厚いとも感じました。

対局が終わると総会、週明けはまたすぐ出張⇒対局⇒新たな常務会、と今月は特に忙しい日々が続きます。
うまく休みを取って体調を整えるよう、心がけたいと思います。