2/8 佐藤天九段戦

先手番でノーマル三間飛車。
相手の急戦・持久戦両天秤の指し方(最近こういうの多い)に対して神経を使う序盤戦。
そこをまずまずうまく乗り切り、中盤以降はずっと難しいながらも振り飛車ペースで進んでいたようです。
最終盤は勝ちになったような気がしていたのですが、まだゴール目前でもないのにゴールしようと焦って、転倒してしまいました。

3五銀 天来の妙手と 思いきや
錯覚いけない よく見るよろし

3六~4五~5四のルートが、そのときの僕には細いひと筋の光のように見えました。
それは見えてはいけない幻、蜃気楼でした。

そうと分かっていれば、他に指しようはいろいろありました。
とはいえ、それが逆に選択を難しくしていた原因でもあり、どうやっても勝ちだった、とも言い切れないところではあります。

この類の大逆転負けはわりと久々な気がしますが、過去には何度もやらかしているので、若い頃のような驚きもなければ普段の敗戦以上の痛みもなく、良くも悪くもこれが経験というものなのかなと思います。
今期は何度か大きな逆転勝ちもあったので、帳尻があってしまったという面もあるかもしれません。

とはいえ初めてのリーグ戦、期するものはもちろんあったので、開幕戦という舞台でこういう結果になってしまったのは本当に無念です。
せっかく得たチャンスとモチベーションを失わないよう、気を取り直してまた頑張ります。

明日対局

王位戦で佐藤天彦九段と。
今期王位リーグの開幕局になったようです。

こちらは先日ご紹介した記事の後編です。

モバイル中継もあります。
良い将棋を指せるよう頑張ります。

順位戦と、王位戦

今週は順位戦ウイークでした。
火曜日、自分のクラスに始まり、水曜日はA級ラス前一斉対局、昨日はB1とC2。
今日は女流の順位戦もありました。

昨夜、山崎八段のA級昇級が決まりました。おめでとうございます。
プロデビューから23期目でのA級到達は、最長記録とのこと。
この30年間ずっと前を走り続ける存在だった彼が、そういう記録を作ったことには深い感慨を抱きました。

他にも自分も含めて、一門の棋士だけでもかなり多くの対局がありました。
糸谷君は見事A級残留を決め、来期はA級で山崎ー糸谷戦が行われることが確定しました。

大熱戦がたくさんありすぎて、何というか、久々に胸が熱くなるような数日だった気がします。
特に弟弟子の石川君、いいものを見せてくれました。
順位戦感染、という我がPCの誤字に、たしかにそうだなあ、と一人納得したりしてました。

将棋は本当に面白いです。
こないだ負けた僕が言うのだから、間違いないと思います。

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お知らせ1点。
明日から王位戦予選決勝の観戦記が掲載予定です。
2月の観戦記情報
ぜひご覧ください。

折しも王位リーグ開幕直前です。
なおこのリーグ戦から、「お~いお茶杯」の冠になるとのこと、先日発表がありました。
開幕戦を指せることが、とても嬉しく、楽しみです。

2/2 西尾七段戦

後手番で四間飛車、仕掛け前の千日手。
からの、先手番で四間飛車、すこしだけ似た展開。
夜9時頃まではいい勝負だったはずですが、その後の夜戦でうまく指すことができず、結果は負けでした。

戦いが起きたあたりで急に均衡が崩れてしまい、58手目の局面で、次に△2六銀からの王手飛車狙いがうまく防げないので敗勢を自覚しました。
その手に気づいていれば、苦しいなりにもうすこし他の粘り方があったような気がします。

昨日の朝の時点では4番手で、10年以上ぶりに昇級争いと言える状況でしたが、結果はそのときと同じで最終日を迎えることができず、無念の一言です。
もっとも今期負けた3局はいずれも完敗、勝った中には奇跡的な詰み筋や逆転劇に恵まれたりもしているので、ここまで6-3は上出来の部類ではあります。
久々の一桁順位を目標に、最終戦も頑張ります。

次の対局は王位リーグです。