昨日はあのように書いたものの、昨夜はカロリーナを泊めていたので、今朝、時間が取れないのは明らかでした。
ということで通常営業に戻るのは明日からです。
昨日はお昼すぎの便で帰京して遅いお昼を食べたあと、カロリーナは先輩女流棋士と将棋を指しに行き、師匠は弟子の荷物を預かって先に帰宅。
自分は帰り道に出題された、藤井四段作の詰将棋(有名な問題らしい?)をずっと考えるも、解けず。
残念ながらまだ詰みません。
なるべく将棋にかける時間を多く取るようにしているのですが、一見それほど難しくなさそうな詰将棋につまづくことが多くて、気がついたら時間が過ぎてしまっていることがあるのが最近の悩みです。
これは自分の能力が上がれば、自然と解決する問題なのですがそれがなかなか大変で。
夜は久々にカロリーナと何局か指しました。
よく聞かれる質問ですが、彼女に将棋はほとんど教えていません。
どうすれば強くなるか、自分でも分からないのと、僕が教えるのが最善の方法とは思えないので。
ただ、勉強しろとは言いますし、いろいろなアドバイスをしたり、生活の面倒を見たりはしています。
正式に女流棋士になれたことは本当に素晴らしいことなのですが、単なるスタートラインでもあるので、これからはもっと強くなって、活躍してほしいと願っています。
shogi is my life
カロリーナのブログです。(英語と、ポーランド語)
最近は「将棋の国際化」をテーマに卒論を書いているそうです。
記録係もしっかり努めて、勉強してもらいたい。
指導の仕事などにも呼んでいただく機会があるようで、ありがたいことです。
日本に来てから数年が経ち、日々の生活にも慣れ、日本語での会話もできるようになってきました。
半面、新鮮さが薄れていっているであろうことを、危惧してもいます。
自分自身も、長い棋士生活を送るうえで、常に新鮮な気持ち、進取の精神を持つように、心がけています。
目の前の安定した生活とは相反する部分もあるので難しいところですが、人生において大切なことだと思うので、決していまの暮らしに慣れすぎないようにと思っています。