昨日の中継

昨日は6棋戦8局、トップ棋士や若手強豪が集い、女流タイトル戦や新四段同士の一戦もあり非常に豪華な一日でした。

まず目を引いたのが羽生九段の四間飛車。
久々の登板にファンも沸いたようで、やはり振り飛車の人気はすごいものだと再認識。そして終盤での大逆転勝ちは振り飛車ファンをさぞ喜ばせたことと思います。
ただ、一局を通してみればやっぱりこれまでの四間飛車は大変なのかなという印象も受けました。

加古川青流戦の開幕戦は、こないだの三段リーグで上がった2人による好カード。キビキビとした好局、という言葉がぴったり当てはまりそうな内容でした。
いまの将棋はある程度深いところまでの研究がぶつかり合うと、ああやって玉が泳ぎ出すような複雑な終盤戦になることがよくあります。
そうでなければ結論が出てしまい実戦に現れない、ということもあるのかもしれません。
黒田君はデビュー戦を飾れず残念、逆に出口君は、前評判通りの実力を見せてくれたと言えそうです。

竜王戦の木村ー渡辺戦は中盤も終盤も難解で、さすがトップ棋士同士の一戦という内容でした。
この将棋を含め、昨日は最近の中でも特に訳の分からない戦いが多い一日だったように思います。やはり、「令和の時代はカオスになる」のでしょうか。

マイナビ第3局は里見さんが一番返し、後半戦へ。
これでタイトルの行方は五分という気がしますね。

このところまたニュースが多く、どういう順番で書こうかなという感じなんですが明日が対局なので終わってから考えることにして、今日はいったんこれで。

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