負け

後手番で相掛かり。
強襲を浴びそうになったあと、紆余曲折あって対抗形みたいな戦いになりました。
図は終盤。


実戦は△4九飛成▲同金△2八銀と迫ったものの、▲2九桂がピッタリの受けで詰めろが続かず。
△3六桂の王手が入れば寄せありが通常のセオリーですが、この図の場合は一歩及ばずでした。

飛車切りがダメなら他に単に△2八銀や△1五歩、△4八桂成なども候補手ですがいずれも▲4五角が詰めろになるのが大きく、勝てません。
ということは駒を捨てて迫る前にさかのぼる必要がありますが、旗色の良い変化は見つからず、競っているつもりでもずっと苦しい将棋だったようです。

前局より良い内容の将棋にはなったと思いますが、結果にはつながらず。
また頑張ります。

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昨日は周囲の3局が女流棋戦というかなり珍しいシチュエーションでした。
隣の対局は同窓対決で、後輩の北村さんが強い内容で快勝。モバイル中継を見た方はご存じと思いますが、良い将棋でした。
最終盤、北村さんの手がすこし震えていて、良いものを見た気がしました。

通常の席次と異なる配置だったのは、自動記録の関係だったみたいです。
隣で見るのは初めてで、自動音声が聞こえてくるので午前中は戸惑いましたが、午後は慣れてきました。
記録係不足の解消にはこれしかないという解決策なので、さらに課題をクリアして、自然な形で導入が進んでほしいです。

 

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