勝ち

一昨日の順位戦は、先手番で矢倉vs雁木模様。
珍しく序盤で指しやすくなったのですが、1点のリードを守り切ろうと意識せずに、追加点を目指すつもりで指せたのが良かったです。

図は終盤入り口の場面。
▲3六歩と打って△2四銀と引かせたところなので、▲2六飛と出る手が自然にも見えますが、狙いは別のところにありました。

この局面は▲6四桂とセンタリングを上げることさえできれば、勝ちに持っていける状況です。
そのために▲4八飛△2七歩成▲9二馬と、攻撃陣のポジションを調整しました。

最初の▲4八飛は△4四飛~△4七歩成を警戒した意味が強く、次の▲9二馬ですぐに▲4六飛と出ないのは、△4三歩と受けられた後で△2八角が遠く6四に利いてくるのを避ける意味です。

以下は△4四飛(△3八と▲同飛△4七歩成の狙い)に▲4九香がピッタリの一手で、勝ちを意識しました。
8四飛が要のディフェンダーなので、動いてもらうことで飛車交換に持ち込めば、ゴール前がガラ空きになります。

今期の前半戦は苦しい星取りでしたが、久々に良い内容で勝つことができて、ひとまずホッとしました。

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サッカーはめったに見ない(ルールも細かいところは怪しい)んですが、テレビをつける時間にW杯がやっていると、さすがに自然と応援してしまいますね。
前夜のクロアチア戦は前半だけにしておこうと思ったところ、結局後半も見て、延長戦に入ったところで寝ました。
素人目にはとてもレベルの高い、拮抗したゲームに見えました。

90分通して見ていると、ゲームの展開だとか、選手はどんなことを考えて動いているのかとか、想像できて面白いということが初めて分かりました。
結果は惜しかったとしか言いようがないですが、それより何より、次のチャンスが4年後というのは厳しい、本当に特別な舞台なんだなあとつくづく思います。
次こそは夢が叶うことを願っています。

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