中止・延期等

ついに台風がやってきました。
昨日も書いた通り、すでに家から一歩も出ない態勢に入っています。
ちょっと、怖いですが、きっとやがて過ぎ去ってくれることでしょう。
東京の防災・治水技術を信じています。

将棋界でも多くのイベントや教室・お店等が中止・延期になっています。
台風19号接近に伴う対応について
また今日予定されていた対局も延期になったようで、良かったと思います。

交通機関も軒並み運休のようですし、我が家の周りのお店等も、ほとんどが臨時休業のお知らせが出たり送られてきたりしてました。
今後は社会全体が、当然にこのようになると良いと思いますし、そういう中でも不測の事態に備えて下さっているインフラ周りや警察・消防・自衛隊etc.の方々には感謝してもしきれません。
どうか、大きな被害が出ませんように。祈ります。

この3連休は個人的にはギャモンの王位戦の予定でしたが、当然ながら延期になりました。
今日はオンラインで小さな大会を開くとのことです。
ピンチのときこそ楽しんで、と望月さんからメールが来て、そういう考え方は良いなあと思いました。

将棋がその代表と思いますが、電気を使わないボードゲームが、家庭に一つ二つあると良いですね。
嵐が過ぎ去るまで、2人いれば、あるいは(詰将棋とか)1人だけでも、楽しんでその場をやり過ごすことができます。
もちろん、明日もそういう呑気なことを言っていられるようにと願いを込めて、書いてます。

竜王戦第1局はいきなりの▲2四桂を境に訳の分からない戦いに突入して、正直自分のレベルではよく分かりません。
これが令和の時代の角換わり、なのでしょうか。
最高峰の戦い、中継でゆっくり観戦しようと思います。

台風

大型台風が近づいてきているということで、ニュースに釘付けです。
大きな被害が出ないことを祈るばかりです。
将棋界もイベントや教室等、中止や延期のお知らせがいろいろと出ていました。もちろんそうすべきでしょうね。
自分自身もとりあえず、最低限の備蓄は済ませて、今日明日は家から出ない構えです。

そんなさなかに東京では竜王戦7番勝負が開幕。竜王名人対決ということで、注目を集めています。
一昨日紹介した読売新聞紙上の展望を僕も読んだのですが、広瀬竜王が豊島名人のことを「根っこは長考派だと思う」と語っているのは目を引きました。
最近は序盤を飛ばすのが目立つのでうっかりしがちですが、たしかにそんな気がします。
1局ごとの時間配分、ペース配分は7番勝負を通じての注目ポイントでしょう。

昨日はC2の半分が行われ、全勝の2人はそろって星を伸ばす展開。
終局時間も割れ、星取りも5-0から0-5まで割れていますね。

あとちょうど1週間前のことになりますが10/3はA級、B1など超豪華な一日でした。
渡辺ー羽生戦は最終盤にも関わらず1筋から9筋まで盤面全体が戦場になるという濃密で難解な将棋になり、名局の声がたくさん上がっているのも納得の素晴らしい大熱戦でした。
この日は8冠そろったうちの4冠が星を落とす中で、渡辺三冠はさすがのパフォーマンスでした。

またこの日はちょうど広瀬竜王ー豊島名人の王将リーグが、竜王戦の前哨戦のような感じでもありました。
この将棋は広瀬竜王が先手矢倉で快勝。これはやや意外な戦型選択だったのではと思います。

いっぽう今日は豊島名人が先手番を引き、戦型は角換わり。こちらは予想の本命といったところでしょうか。
台風の備えをしつつ、自宅でゆっくり観戦しましょう。

久々に

将棋の中継の話題です。

昨日は新人王戦の3番勝負第1局、両者1分将棋になる熱戦の末に増田六段の先勝。
出だしは中原流相掛かりの比較的クラシックな形で、すこし進むと見慣れない戦いで形勢判断の難しい中盤戦。いかにも最近のトレンドという感じがしました。
昔指されていた形の見直し、は今後数年でいっそう進みそうです。
この中原流相掛かりはごく少数の棋士だけが得意にしていた印象で、中原先生の先見の明を感じます。

先週末の話題。
叡王戦は段位別予選が終わり、その翌日に本戦抽選会が行われるという日程だったようです。
本戦トーナメント表はこちら

今年もシード条件なしの完全抽選だったようで、他に例はないはずなので多少議論のあったところかと思いますが、これはこれで一つのやり方でしょうか。
組み合わせによってはCクラスの棋士に3つ勝てばタイトル戦のベスト16に入れる、と考えると低段の棋士にとってはかなり夢があります。
(たとえば今期だと佐々木大地五段が該当)

それと女流王将戦は挑戦者の先勝。生放送で行われたのですね。
こないだ豊島ー木村の十番勝負が終わったばかりで、今度は女流のほうで里見ー西山の八番勝負が始まります。
里見さんは全冠制覇まであと一歩の状況ですがライバル不在では将棋の内容が停滞してしまいかねないので、挑戦者が勝つことでタイトル戦も盛り上がると思います。

順位戦の話題はまた明日に。

新名人など

昨日はお隣の囲碁界で10代新名人誕生のビッグニュース。
将棋界とは名人位獲得までの仕組みが異なるので、かつて10代でタイトルを獲得した羽生竜王・屋敷棋聖に匹敵する記録かと思います。
藤井七段と言えどもこの記録を上回ることは簡単ではないと思うので、本当にすごいの一言です。

前名人の張栩さんは同世代で、だいぶ以前に著書「勝利は10%から積み上げる」には感銘を受けたこともあり、応援する気持ちもありましたが若いスターの誕生は業界にとっても喜ばしいことでしょう。
先日の上野女流棋聖の大活躍といい、もし囲碁ファンならいまは一番楽しい時期かなと思います。
今年の囲碁界の十大ニュースは10代が独占しそうな感じですね。

連盟HPからお知らせ2点。

10/9 竜王戦七番勝負開幕直前 特集記事掲載!
こういうお知らせは良いですね。
ぜひ、お読みいただければと思います。

「リコー将棋 AI棋譜記録システム」がグッドデザイン賞を受賞
こちら具体的な表彰の内容についてはよく知らないのですが、この賞の狙いとしては社会全体の発展を目的としているとのことで、とてもおめでたいニュースでしょう。
実験はおそらく着々と進んでいるはずで、成果の発表が待たれるところです。

ということで昨日もいろいろあったので、今日もここまでにします。

王将リーグなど

昨日は数日ぶりにリアルタイムで将棋観戦。
中継は2局だけで持ち時間も同じ(4時間)ということで、じっくり観ることができました。

豊島名人ー藤井七段戦、難解なねじり合いが延々と続いて形勢判断が難しく、これで均衡が取れているのはさすが、という大熱戦でした。
令和にふさわしい名局だったと思います。そして名人は強かった。

藤井七段は今後について質問された際に形勢判断の正確さを高めたい、という趣旨のことをよく話していると思いますが、こういう訳の分からない(ように見える)戦いの中でのことを指しているのだとすると、ちょっとレベルが高すぎてついていけない次元です。

近年特にこういう不定形の将棋が増えたことで、指し手の意味や形勢判断の理由を言語化することがいままでに比べてかなり難しくなってきたと感じています。
ただあくまで現在の人間のレベルでは適切に判断できていないとか、もしくは語彙が足りていないという可能性もあり、今後の進化にいまもっとも注目している部分です。

王将リーグは進行がけっこうバラバラなようで、竜王戦開幕前に4回戦の広瀬ー豊島戦を済ませたということのようですね。
そういえば以前も似たようなことはありましたか。
さすがの藤井七段もこのリーグで勝ちまくるのは容易でないはずですが、この先どうなるでしょうか。

旅行中の中継局などについてはまた明日にして、最後にお知らせを一つ。
2019年10月6日の詰将棋

HPの「まいにち詰将棋」で自作が採用されました。
わりと易しいと思いますのでぜひ挑戦してみてください。