今週の中継など

今週は中継局数が多いですね。
改めて見てみると月曜が3局、火曜が5局、水曜が6局、昨日木曜日は7局と、日を追うごとに増えてきたようです。今日、金曜日も6局。
1月はもともとお正月があるぶん、始まってからは対局が詰まりやすいことも影響しているのかなと思います。

大きいところでは王位リーグ入りの一番などがありました。
栃木県期待の星の長谷部君が1年目での予選突破。
比べても仕方ないですが、自分は十数年やって一度も成し遂げていないくらいなので、大きな実績ですね。

あとは竜王戦の1回戦が多く中継されています。
水曜日の中村ー杉本戦が見応えある玉頭戦が長く続いて、面白い内容でした。
この日は自分も対局だったので、お昼休みの局面は一通り見て回っていたのですが、この時点で面白い将棋になりそうな予感がありました。
何と言うか、見る目があったなと、妙な自信になりました。

藤井七段も順調に1回戦突破、竜王ランキング戦はいまだ負けなしで誰が止めるか注目ですね。
順位戦の連勝記録が注目されるようになりましたが、考えてみると同じクラスの棋士としか当たらない棋戦は、多少連勝が伸びやすい環境と言えるのかもしれません(?)。

渡辺棋王は朝日杯もベスト4入りで14連勝ですか。
強い棋士が好調モードに入ると手がつけられない感じになりますね。
そういえば今期の朝日杯本戦、そこまでは後手勝ちが7局続いていたみたいですが不思議な流れも断ち切りました。

タイトル戦2つと朝日杯の準決勝・決勝が重なる環境で渡辺さんがどんな作戦を用意するのか、は今後の流行を左右する注目ポイントになりそうです。

では今日はこのへんで。

勝ち

昨日の対局は、振り駒で後手番になり、いわゆるノーマル四間飛車を採用。
対して泉先生の作戦は、かなりアブノーマルな棒銀でした。
急戦にもいろいろな指し方があるものだと改めて思いました。

かなりの早指しでお昼前から仕掛けられ、休憩明けからはすぐに本格的な戦いになりました。
自信のない場面もありましたが、急所でうまくさばくことができて結果的には早い時間に勝ち。
まずまず満足のいく一局になりました。

期せずして早く終わったので、帰りがけにマイナビに寄って著書のゲラを確認。いよいよこれから印刷に入るようです。
完成は来月上旬の見込みです。

その後、軽く打ち上げて帰宅。良い一日になりました。
次の対局も頑張ります。

今日対局

棋王戦の1回戦で泉八段と。

昨年の棋王戦は予選を突破して、本戦でもベスト8まで進むことができました。
残念ながらそこで負けてしまったので、今期も予選に逆戻りです。
もう一度、チャンスを作れるように一から頑張っていきたいと思います。

また泉先生には前期の順位戦で、熱戦の末に負かされました。
今日はそれ以来の対戦、リベンジできるよう頑張ります。

囲碁とか相撲とか

先日の10歳プロ入りのニュースは驚きましたが、昨日は藤沢里菜さんが、女性で初めてタイトル戦の本戦で勝ち星を挙げたとのこと。
調べてみるとベスト16でした。将棋で同じことが起きたらと考えると、やはり大きなニュースになりそうです。

また数日前には中原先生が、(アマ)六段になられたというニュースが出ていました。
記事によれば、50歳の頃は2~3級だったとか。ちょっと意外な話でした。
最近は囲碁界も(将棋界の好影響で?)ニュースがよく出るようになった印象があるので、ちょくちょくチェックしています。

ちなみに僕も、一応ルールだけは分かる、よりはちょっと打てて、たぶん8級ぐらいです。
そうすると将棋界にちょうど良い相手はまずいないので、実際に打つことはほとんどありません。
50になったら始めて、60で初段になるのが目標なんですが、まだ10年以上先の話なので、どうなることか。

年齢が進むにつれて、新しいことを始めるのは難しくなる(らしい。自分ではまだよく分からない)ので、こういう目標を事前にいくつか持っておきたいなと思っていますが、いまのところ囲碁以外にはありません。

将棋も、多くの方にとっては良い対象だと思うし、自分のような人間にとっては、何かゲーム以外のことが本当は良いのだろうなとは思っています。
ときどき、漠然と考えていることです。

囲碁界がお隣さんとすると、三軒向こうぐらいに当たりそうな(?)相撲界では先日、横綱引退のニュースがありました。
相撲の横綱には降級(陥落)がないので、地位が守られている意味も強いですがそれはそれで大変なんですね。
負けることがこれほど真の意味で「許されない」世界は珍しいかもしれません。
引退は残念という声が身の周りでは多い感じでしたが、こういうものなのでしょうね。

将棋界では、羽生九段はまたタイトルに返り咲くチャンスがあるし、その可能性は高いと多くのファンも思っているでしょう。
どちらが良いというわけではないと思いますし、競技の違いが何よりも大きいわけですが、報道を見ていて精神文化の違いを感じた出来事でした。

朝日杯2日目 藤井七段

昨日の名古屋対局、藤井七段がまたしてもすごいところを見せてくれました。
午前中は稲葉八段相手に研究手を出し、持ち時間を残して勝ち。
午後は糸谷八段の大らかな序盤をとがめて、持ち時間を残させて勝ち。
圧巻の強さで、優勝確率3~4割も納得です。
(ここまできて、やっとそれぐらいが普通だと思いつつも。。。)
ちょっと手がつけられない感じになってきました。

昨日の午前の対局は、実は今度出る著書に「後手に主張がある」と書いた形です。
その後、藤井七段が先手を持って改良手を出し、さらに自分でそのさらなる対案を出したことになります。
それを早指しのあの舞台でこともなげにやられては・・という感じですね。


今度は先手が改良案を出す番ですが、それがまた藤井七段だったとしても、もう驚きません。

有楽町ではどんな将棋を見せてくれるのでしょうか。