大阪王将

つい先日「新棋戦」(ヒューリック杯清麗戦)ということで記事を書いたばかりですが、今度は新規協賛の発表がありました。
これも全然知らなかったので驚きましたし、良いニュースが続いて本当に嬉しく思っています。

「王将戦」イートアンド株式会社の特別協賛が決定
来年でちょうど創業50年とのこと、おめでとうございます。

このニュースを目にしてから調べてみて知ったのですが、「太陽のトマト麺」は大阪王将と同系列なんですね。
まだいまほど有名でない頃、四ツ谷にいたときによく行っていたり(いまは閉店した模様)、錦糸町にいたときにはいわゆる一号店によく行ってたりと、自分にとってとてもなじみのあるお店なので、なんだかいっそう嬉しいです。

また大阪王将はかつては大阪で創業したけど、いまは本社は東京にあるみたいですね。
他にもライバルの「餃子の王将」は関西では対比的に「京都王将」と呼ばれているとか、いろいろと知識が増えました。

大阪王将は関西将棋会館の近くにあって(ホテル阪神のすぐそば)しかも夜遅くまでやっているので順位戦終わりの深夜とかには何度か入ったことがあります。
いま住んでいる沿線の店も調べたので、年内に必ず行って年明けからの予選開始に備えようと思います。

将棋ブームがひとつ、また一つと成果につながっているような感じで本当に喜ばしい限りです。
この流れが来年以降さらに加速していくことを期待したいですね。

来場御礼

昨日のイベントはおかげさまで大盛況、大成功でした。
ご来場の皆様にはありがとうございました。
聞けば250人の定員がすぐにいっぱいになったそうですね。
若きタイトルホルダーの豊島二冠・高見叡王の人気ぶりを目の当たりにして、むべなるかなと思いました。

そういえば、こうした大勢の棋士が出演するイベントはかなり久々でした。(関わりの深いとちぎ将棋まつりを除いて)
トークショー等の舞台イベントを横目に指導対局をするのは、非常に新鮮な感じで、しかも良いポジションで観戦させていただき(?)、とても役得でした。
もちろん、僕も将棋はちゃんと指しましたよ。
当たった皆様方には、どうもありがとうございました。

最近の若手棋士はそれぞれにファンが(しかも女性ファンが)たくさんいて、みんな仕事も本当にしっかりしていると聞いてはいたけれど、実際に目にして本当にその通りなんだなあと思いました。
またこのイベントは鈴木環那さんが企画しているそうですが、企画も面白いだけでなく司会からお見送りまで本当に素晴らしい気配りで、見ていて気持ち良かったです。
あまり身内をほめ過ぎるのも良くないですが、素直な感想です。

ということで本当に楽しい一日でした。
またこういう機会がありましたらよろしくお願い致します。

今度高見叡王に会ったらあっち向いてホイで勝負を挑もうと思います。

新棋戦

先日の大きなニュースについて。
まったく知らなかったので、とても驚き、嬉しく思いました。

女流新棋戦「ヒューリック杯清麗戦」が誕生
ヒューリック社にはこれまでにも棋聖戦や文部科学大臣杯、またそれ以前から棋士会でのイベントでご協賛をいただいており、本当にありがたいことです。

将棋界がお世話になるようになってから、街を歩いているときはよく「Hulic」のロゴが目に留まるようになりました。
将棋界も以前に比べると多くの企業や自治体から支援をいただけるようになっているので、そういったことをいつも忘れないよう心に留めておきたいと思います。

実は今日、棋士会のクリスマスフェスタにお招きいただいているのですがこちらも、会場はヒューリックホールです。
以前にも一度、大会の指導対局で行ったことがあるのですがとてもきれいで、素晴らしい会場です。

今回の新棋戦はまずリーグ戦というところが画期的で、会長の挨拶にもあったようですが「女流棋士の対局数を増やしたい」という気持ちがあるようです。
対局数が増えることで、技術向上にもつながることでしょう。

女流棋士という職業は若くして(相対的に短い修業期間で)プロという地位を得る半面、対局から得られる報酬はタイトルを取るかそれに近いところまで行かない限りは低いのが現状なので、職業棋士としての意識が育ちにくいという側面はあるように思います。
対局の機会が増えれて実力が向上すれば、おのずと解消される問題と思うので、そのきっかけとして本当に大きなことと思います。

後から見ると、当時は本当にプロになるハードルが低かった、と思えるぐらいに女流棋士の世界がレベルアップすることが必要だし、またポテンシャルはある(ただし時間はかかる)はずです。
兆しもあります。
女流、のびのび躍進 公式戦、過去最高の勝ち数(朝日新聞)

自分が将棋を覚えた三十数年前、棋士の世界はすでに七大タイトルの時代でした。
一方女流棋戦はたしか4つぐらい、人数も20人ぐらいだったのではないかと思います。
これがいまは八大タイトルと七大タイトルになり、人数も増え、世の中の知名度も高まりました。
いま棋士・女流棋士として活動している自分たちには、これをさらに広げていく努力が求められますね。
これからも頑張りましょう。

昨日の中継など

昨日の竜王戦、長くなるのかなと思っていたら、そこから1時間あまりでまさかの昼休前決着。
これには驚きました。
冷静に見ると▲2八歩のところは差がついた感じだったようで、ちょっと見る目がなかったですね。
最終第7局は非常に大きなものが懸かった一番になりました。

本局は観戦記に上村四段が抜擢されていたのも注目で、仲間内でも話題になっていました。
初観戦記がタイトル戦で、しかもこれほど大きなものが懸かった勝負というのはたぶん例のないことと思います。
新年最初と聞いていますが、早期決着をどんなふうに仕上げるのでしょうか。
そういえば、挑戦者の広瀬八段とはたしか奨励会が同期だったはずです。

またフルセットはこれで4棋戦連続ですか。
実力伯仲の時代を反映しているかのよう、ってこれたしか前にも書きましたね。
最終局は20日から下関で、とのこと。

また昨日は順位戦がたくさん行われていた日で、渡辺棋王がA級復帰を決めていました。
順当といえば順当なようにも見えると思いますが最近は格で勝てることは昔に比べると少なくなっているはずなので(あくまで想像ですが)、1期ですぐ、しかも負けなし、年内の復帰決定はさすがという感じがします。

昨日は打ち合わせからの懇親会だったので、残りの対局はこれから目を通す予定です。

NIKKEI STYLEに斎藤王座が登場していました。
将棋棋士・斎藤慎太郎さん 師匠に手紙、両親の勧めで
人柄を感じさせるエピソードがたくさん書かれていて、なんというか、納得してしまいます。
他の記事のラインナップを見ると、こういうところに棋士も普通に入る時代になったのだなあと改めて嬉しく思います。

今日は名人・A級棋士から若手、女流棋士・奨励会員・アマチュアとそろい踏みの一日です。

100

史上空前、100期目のタイトルを懸けた竜王戦第6局は2日目に入りました。
現在57手目▲2八歩まで。後手陣に竜が2枚できていて、比較的早い進行ですが先は長そうです。
激しく駒を取り合って大きく振り合って難しい、というのは最近のトレンドのような気がしていて、「難易度の高い展開が増えている」一つの例ではないかと思います。
形勢はなんとも言えないですがどちらかと言えば先手を持ちたいですかね。

昨日は藤井七段の通算100勝達成が大きなニュースになっていました。
テレビ棋戦の結果を伝えることになってまで、大きく報じられるようなことなのかなという疑問もあるんですが、100という数字はやはり響くものがあるのかもしれません。
そういえばテレビは「100万円」が大好きですよね、ってそれは関係ないか。
気がついたときにはすぐ200勝になってると思いますが、この先も都度大きく報道されるかどうか、将棋ブームがどれだけ続いていくかにもよるでしょう。

藤井聡太七段、最速・最年少・最高勝率で通算100勝を達成!
過去の永世称号者との比較や、本人と先輩方のコメントが出ています。
(※ランキングとは異なるようです)
目を引くのは羽生先生の対局数で、当時はいまのように早指しで複数局指す棋戦(棋聖戦一次予選や朝日杯・ヤマダ杯など)は少なかったはずなので、日数にしたらおそらく藤井君以上で、さぞ大変だったのではないかと思います。

ところですこし話は変わりますがスケートの紀平さん、年齢を知っておや、と思い調べてみると、藤井君とは生年月日がわずか2日違いのようで。
そしてN高校在学中とのこと。ちなみに囲碁界ではやはりN高の方が女流棋聖のタイトルを持っているそうです。
だからどうした、というわけではないんですが、目に留まったので書き残しておきたいと思いました。

それと昨日は、女流タイトル戦誕生の大きなニュースがありました。
将棋界的にはこちらのほうが大きなニュースです。(たぶん)
これについてはまた後日書きたいと思います。

今日はA級、B1、C2の3クラスに他の棋戦もあって非常に豪華な一日。

自分は地元の中学校と、書籍の打ち合わせなど。