王将戦で高野秀行六段との対戦です。
前回の対局からは2週間空いており、いろいろ書きたいこともあるのですがなかなか時間が取れず。
日に1回程度、twitterでお知らせをするくらいになってしまっています。
一昨日の高崎を皮切りに、これから週末の出張がしばらく続く見込みで、なるべくなら平日にうまく休みを取るようにしたいところです。
幸い体調は良いので、明日はできるだけ将棋に集中して頑張ります。
将棋棋士・片上大輔の対局と日常など。
先日の順位戦は、先手番で三間飛車。
年に1度あるかないかぐらいの会心のさばきだったような気がしたのですが、終盤で失速してしまい、残念な逆転負けでした。
評価値を急落させた原因としては87手目の▲8四銀で、
代えて▲6二角成△4一玉▲4二金△同玉▲5三歩の順はもちろん読んだのですが、そこで△4一金と受けられて分かりませんでした。
実際はそこで▲6一銀と重く打てば攻めが続き、優勢だったようですが残念ながら気がつくことができず。
ただこの順しか勝ちがないようであれば、元の局面がそれなりに難しかったという気がします。
戻って71手目から飛車を見捨てて寄せを目指した順が、対局中は自然だと思ったのですがいったん▲7七桂としておくほうが良かったと思います。
結果、今期は一度も白星が先行することなく終えることが決まりました。
次局は抜け番で、最終局は指し分けをかけた一局になります。
その後、翌日からは連日忙しく、ああ、今年も始まったなあという感じです。
いままで比較的少なかったのですが、この冬から春にかけては、出張も多く予定が入っています。
年末のようなことがないよう、体調に気をつけていきたいと思います。
山崎元さんの訃報がありました。
僕のことを「偉大な後輩」と呼んでくれる、僕にとって貴重で、偉大な先輩でした。
(※山崎さんは僕の生まれ年に東大将棋部に入られた方で、銀杏の駒音にもお名前が掲載されています)
何度か酒席をご一緒したこともあり、いずれまた機会もあると思っていましたが、叶いませんでした。
ただ、闘病末期、最後の最後にメールをやり取りさせていただくことができたのは良かったです。
お会いしたことは数えるほどでしたが著述を読んだことは数知れず、いわば作家とファンのような関係でもあったので、直接メッセージをいただけるのは何よりも嬉しいことでした。
いただいた貴重な言葉は大切なアドバイスとして、長く心に留めておきたいと思っています。
謹んで哀悼の意を表します。