三段リーグと女流王将戦

昨日は三段リーグ最終日。
今期は上位、自力の2人が1局目で勝ってスンナリ昇段が決まるという展開だったようです。

新四段誕生のお知らせ

東京の斎藤君は、最近よく連盟で勉強する姿を見かけていました。
同姓の棋士がいることもあって、「あすと」と下の名前で呼ばれて先輩からとても可愛がられているようです。
音感も良いし、前向きでとてもいい名前ですね。

関西の古森君は、話したことはなかったはずですが、神戸大学ですか。
たしか将棋界では初めてだったような気がします。
着々といろんな有名校の在学・卒業者が増えているようで。
OBの方々が将棋界を応援するきっかけになったりもするので、喜ばしいことだと思います。

2人とも本当におめでとう。

日本将棋連盟モバイルの中継ブログでも速報が恒例になっており、昇段後のインタビューも掲載されています。
昇段した2人がそろって「あきらめない」「粘り強く」と言っていたのが印象に残りました。
その気持ちが一番大事なのは、いつも時代も同じでしょうね。

 

また昨日は女流王将戦の挑決が放映されたようで、伊藤女流二段が勝って里見女流王将への挑戦者に。
棋譜はリンク先、囲碁将棋chのHPでも観ることができます。
終盤にドラマがあったように見えましたが、どうだったのか。
番組での解説は観れていないのがいささか残念。

実はこないだの対局のとき、隣の対局が倉敷藤花戦の岩根ー伊藤戦でした。
以前は、女流棋戦とは部屋を分けることが多かったのですが、最近は同部屋になっても気にしないことが多いようで、時折見かける光景になっています。

女流棋戦のほうが持ち時間が短く、当然進行も早いのでときどきそちらも観ていました。
以前のブログにも書きましたがやはり、伊藤さんの将棋は個性的で面白い。
ひと言で表現するならば、雰囲気のある将棋です。

そのときの将棋も、内容としてはたぶん逆転勝ちだったと思うのですが、それにしては堂々とした指し回し・堂々とした勝ち方で、このままの流れで行けば勝つ、とでもいうようなオーラがありました。
過去のタイトル戦は健闘するも一歩及ばずという内容でしたが、最近はさらに勝率を上げているようなので、さらなる好勝負を期待しています。

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