4/20 斎藤八段戦

先手番で相雁木。
序盤から機敏に動かれて主導権を取られるも、形勢は難しいと思っていました。

中盤戦は一進一退。75手目の▲8四角が、ただ逃げて後手を引いただけに見えて実際は粘りのある一手で、その後の終盤戦は、チャンスが来た感触がありました。
ただ△6四銀上(82手目)、△6五銀(90手目)、そして△3一歩(92手目)となかなか指せなそうな好手を次々に指されて、そこで間違えてしまいました。

直後の▲7五馬(95手目)が自然な手ながら敗着で、代えて(もしくは▲3二香成は決めずに)▲6八桂と受ければ難しかったみたいです。その手は候補には一応入っていましたが、ちょっと自分には難易度が高かった。
最後もけっこう際どい不詰ですが、見切られていました。将棋の終盤は奥が深く、強者の玉は生命力があります。

久々に良い内容の将棋が指せたと思いましたが、残念ながら結果にはつながりませんでした。
リーグ最終戦も精いっぱい戦いたいと思います。

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