負け

一昨日の対局は、後手番で矢倉模様の将棋になり、令和っぽい急戦を仕掛けました。
しかし急所で判断ミスがあり、駒損を重ねて夕休前の敗戦となりました。

後で振り返ってみると、角取りに歩を突かれた場面では、角を取られないように逃げる手もありました。
直後にその角を飛車取りに打たれた場面では、やはり飛車を逃げる手も有力でした。
実戦は飛車を取らせてしまい、その飛車で王手された手が痛烈で、敗勢になりました。

と、言葉にしてみると、ずいぶんとお粗末な内容だったことが自分でもよく分かる一局でした。
当たり前の手を見送ってしまったのは、形勢を悲観していたことが原因だと思います。
悲観するのは、自分に自信がないからで、もっとフラットな目で局面を眺める必要があります。
気をつけてはいるのですが、なかなか治りません。

今期は5ー5の指し分けで終了。最終戦の負けで順位を4枚下げ、来期は2ケタ順位に逆戻りです。
正直言ってこの内容ではよく5勝もできたなという感じもあり、実際途中まではかなり苦しい展開だったので、来期は開幕時からもっと良い内容の将棋が指せるようにしたいです。

次の対局は棋王戦で、年度内最後の一局になる見込みです。
すこし間が空くので、その間はNHK予選の執筆(将棋講座付録)に充てたいと思います。

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