近況

こないだよりさらに久々になってしまいましたが、元気にやっています。
最近はネットで情報発信する時間はすこし減らして、自分に時間を使うことが増えました。
決まった予定は少ないですが、自分なりに時間を無駄にしないようにして、忙しく過ごしています。

昨日はかなり久々に、弁護士さんの将棋会で多面指しをしました。
対面での集まりができる状況になって、喜ばしい限りです。
どうもありがとうございました。

以前取材を受けた中日新聞の記事が、webにもアップされました。
カロリーナ編(9)師匠の願い
弟子に限らず、いろんな角度から将棋の海外普及を題材とした長期連載になっています。

同じく中日新聞他主催の王位戦では、今日まで高見七段戦の観戦記が掲載されていました。
(12/5~11・東京新聞他)
その後、掲載前に敗退してしまい残念でしたが、本局は粘り強く指せた一局でした。
最終日の今日は、ギャモンのほうの王位戦で優勝した話にも触れていただきました。

今月の対局は順位戦と竜王戦の2局になる見込み。
良い年越しになるよう、頑張っていきたいと思います。

久々の

更新です。

このところ対局はないのですが(先月の順位戦の次が、来月の順位戦で確定)、それにしてはいろいろと忙しくしていたのと、あと我が家のネット回線が謎の不調で、ブログその他からすこし遠ざかっていました。
機器を交換してすこし状況が改善したので、24指導も募集を再開しました。
ご興味ありましたら、お越しください。

近況としては先週末に宇都宮出張があったあとは、練習将棋を指したり、ギャモンやったり、久々に買い物に出かけたり、久々に原稿を書いたり、といった感じで過ごしています。
もう師走、今年も早かったなあという感じで、気がついたら時間が過ぎ去ってしまいますね。

森師匠の記事が、師匠の地元である愛媛新聞に掲載されていて、評判になってました。
【連載】名伯楽の棋士育成論
最後のほうの「普通の子が棋士になって、努力が報われるようでないと」というところは特に、自分もすごく同感でした。
厳しい世界であると同時に、正しく努力すればそれなりに報われる世界でもあるし、これからもそうであってほしいし、きっとそうだと思います。

献本御礼、幻冬舎さんが将棋に続いてギャモンボードも作ってくれました。
バックギャモン
ゲームを普及する上で道具の有無は大きいです。安価でしっかりした作りのボードが大量生産されることで、ファンは確実に増えることでしょう。
デラックス将棋ともども、とりあえず100万部ぐらい売れてほしいです。

今日はこれから親子対決を観ます。

勝ち

一昨日の対局は、先手番で角換わり。
対早繰り銀の戦型で、中盤がずっと難しい将棋でした。

67手目の▲4八飛は負けていれば痛恨のミス。単純な△2九角成を、うっかりしていました。
ここは▲4六金と勝負に行く手を読んだものの、(△同銀ではなく)△3八角成の変化が解決せず断念。
ただし辛抱するなら▲3九飛とすべきで、それなら以下△5四銀に▲4九飛と戻って千日手!の可能性もあったと、感想戦で指摘されました。

以下は苦しくなったものの、そこで崩れず持ちこたえることができました。
終盤は86手目△8六歩に代えて△5八桂成ならば、難解ながら負けだったように思います。
とはいえ全体的によく頑張った内容だった気がします。
中継でご覧いただけると嬉しいです。

久々にかなり遅い時間まで感想戦をやって、ホテルに戻ったのはたしか1時頃でした。
さすがに疲れましたが、良い結果が出て、星取りも指し分けに戻すことができてホッとしました。
また有望な若手にこういう内容で競り勝てたことは、自信にもなりました。

それとこの日の昼休み、同じく対局だった糸谷君から「棋士会の新しい動画が明日UPされます」と声をかけられました。
相当、気合の入った様子だったので、僕も東京に帰ってからさっそく全部観てみました。
たしかに、面白かったです。
百聞は一見、良かったらこちら、ぜひ観てみてください。

負け

一昨日の対局は、後手番で角換わりになり、右玉を選択。
かなり久々とは思ったのですが、そもそも公式戦では初めてだったみたいです。

終盤は詰めろ逃れの詰めろが出てきたりして、けっこう面白い内容になった気がしました。
ただ残念ながら終始苦しい形勢だったようで、的確に指されてしまい、どの変化も一手及ばず。
振り返ってみると、あまりチャンスらしいチャンスのない将棋でした。

また本局は自分にとっては初めて、椅子席での長時間の対局でした。
(昨年のNHK杯本戦や今年のサントリー杯など、短い持ち時間では経験がありました)
結果は負けてしまいましたが、普段の対局と変わらずに指せたと思います。

次の対局は順位戦で大阪遠征です。