勝ち、銀河戦解説

一昨日の順位戦は、凡庸な序盤から不用意な手を指して自陣への侵攻を許し、
中盤はなんとか持ちこたえたもののその後また判断ミスが出て、
終盤は時間がなくなってきて読み切れないままの着手になり、
と反省点だらけでしたがなんとか勝てました。
時間いっぱいまで頑張って、粘り強く指せたことは良かったです。

次の対局はまたすこし間が空いて、月末に王将戦の予定です。

また、今夜は銀河戦の解説で登場しています。(村田七段ー石川四段戦)
弟弟子の解説はよくさせていただいていますが、石川君の将棋をリアルタイムで観るのは初めてのことでした。
また村田君とは小学生名人戦以来の戦友の間柄ということで、懐かしい話も交えながら解説しました。
ご覧いただければ幸いです。

始動

今年は正月休みがひときわ短く感じました。
今日から仕事始めの方が多いのではないかと思います。(妻もそう)
自分もこれから練習将棋に出かけてきます。

光栄にも今期銀河戦開幕局の解説を務めさせていただきました。
今夜20時~です。
ぜひご覧ください。

3が日はひたすら飲み食べ続けたので、今日からすこしずつ体を絞って心を整えて、来週の対局に備えていきたいと思います。

謹賀新年

本年もよろしくお願い致します。

今年の格付けはワイン〇、重奏〇、ダンス〇、ゴスペル×、の3-1でした。
普通の棋士として、まずは健康でつつがない、良い年にしたいと思います。
また将棋の成績も昨年は厳しいものがあったので、今年は上向きになるよう、頑張っていきたいと思います。

年賀状を減らす・なくすといった知らせが多いですね。
風習は変わっていくものなので、自然なことかもしれません。
自分自身も枚数は減りつつ、いただいた方にはなるべくお返しするようにしていますが、万一手違いの際はどうかご容赦ください。

2022年が皆さまにとって良い年になることを祈念しております。

名人戦優勝

ギャモンの話題です。
昨日の決勝戦、5時間以上に及ぶ大熱戦を制し、名人のタイトルを獲得しました!!

ゲーム数は24(11-13)、最終スコアは25-21、どちらかに極端に流れが偏ることなく、最後まで結末の分からない、決勝にふさわしい白熱した試合になったと思います。
おそらく自分の人生でもっとも長く、熱く、そして最大限に集中した試合でした。
PRでも4点を切れたようで、自分のベストパフォーマンスを発揮することができました。

初めて名人戦の決勝トーナメントを戦ったのは2005年のことで、それから盤聖戦ともども幾度となく挑戦し続け、16年以上の月日が流れました。
感無量です。

将棋世界に名前を出させていただいた人たちをはじめ、多くのギャモン仲間と、そしてスタッフの方々に感謝申し上げます。
ありがとうございました。

バックギャモンは、本当に面白いゲームです。
これからも一生の趣味として、トーナメントアマとして大会に出続けるつもりです。
次の目標は盤聖戦と、そしていつになるか分かりませんが、世界大会にまた参戦したいと思っています。

不惑を迎えた2021年は、自分にとって忘れられない記念の年になりました。
いろんな良い思い出を振り返りつつ、年を越そうと思います。
皆様も良いお年をお迎えください。